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光文社知恵の森文庫
わかりたい!現代アート

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334787189
  • NDC分類 702.06
  • Cコード C0170

出版社内容情報



布施英利[フセ ヒデト]

TYM344[ティーワイエムスリーフォーフォー]

内容説明

「わからないから、つまらない」ではなく、「わからないから面白い」。モダンとポップの2つのキーワードから、現代アートの楽しみ方をやさしく解説。ピカソ、デュシャン、マグリット、ウォーホルから、ポロック、リヒター、会田誠まで34組。何が表現されているのか、どんなアーティストなのか、アートの歴史とは?驚きと発見に満ちた一冊。

目次

1 モダン(カンディンスキー(1866~1944)
モンドリアン(1872~1944)
マレーヴィチ(1878~1935)
クレー(1879~1940)
ピカソ(1881~1973) ほか)
2 ポップ(アンディ・ウォーホル(1928~1987)
クレス・オルデンバーグ(1929~)
ジャスパー・ジョーンズ(1930~)
ゲルハルト・リヒター(1932~)
ナム・ジュン・パイク(1932~2006) ほか)

著者等紹介

布施英利[フセヒデト]
美術批評家。1960年群馬県生まれ。東京藝術大学美術学部、および同大学院博士課程修了(美術解剖学専攻)。学術博士。東京大学医学部助手(解剖学)などを経て現在に至る。美術から文学まで幅広い批評を展開している

TYM344[TYM344]
美術家。2010年早稲田大学第一文学部総合人文学科美術史学専修卒。「絵を描くことととは、決定された画像をつくること」として、道路標識から秩父連山まであらゆる不動物を手本にして、二値化された非・動画的な絵画を目指す。主な個展に「サブスタンス」(新宿眼科画廊、2015)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

41
ものすごく読みやすくわかった気になれるので、おもったより役に立った本でした。作品の写真があればいいと思ったけど権利とかでたいへんなのかなと思った。だけど、すっぽんぽんでそこいら走りまわって単なる変態か現代アートか違いはどんなもんだろうかと思った、別に裸で走りたいわけではないが。2017/07/21

ころこ

24
現代アートには文法があり、その文法を解釈して作品を説明する文章が必要だということは理解できます。とすると、その文章を読んで作品を受容することだけではなく、作品を受容せずにその文章自体を受容するということも可能なはずです。本書でいえば、各作家の作品を観ずに、著者の文章の良し悪しを論点にすることが、極端な場合できるということです。むしろ、思想や哲学を使えば、その様な読み方の方がかえって読み易いともいえます。本書がデュシャンで始まり、「言葉とアート」に拘っているのもそう外れた文脈ではないはずです。2018/10/31

kamachirui2

3
読了。現代アートを「モダン」と「ポップ」をキーワードに、各7組のアーティストから読み解く本。作品が載ってるわけではないのでスマホ片手に読んだのだけど、それを差し引いても何かなかなか進まなくて妙に時間かかったな。文章が読みにくいってこともなかったけど、何だろうなぁ、残念ながら思ったほど面白くなかったw まぁ知らなかったアーティストを知れたのは収穫かなぁ、ギルバート&ジョージとか。あと、途中で見つけたPictogram Art Historyなるサイトが面白かったです。2018/07/30

伊野

3
現代アートに疑問を持つ人が最初に読む本としては実に適していると思う。デュシャン生誕から100年の間に名を残したアーティスト達を「モダン」と「ポップ」に分けて紹介している。アート作品には批評家が多大な影響を与えていると思わせる部分がある一方で、やはりその作品を作品たらしめているのは作品そのものなのだということ。2017/07/26

wasabi

2
つまらない文章を書くことには定評のある布施英利がまたやってくれた。2017/12/06

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