内容説明
投資の成果は“売り”によって決まる。相場では売りと買いは5分5分だが、重要性では“売り8分、買い2分”である。相場で成功しているプロ、資産を築いた成功者は、例外なく売り上手である。
目次
第1部 売りの実態(どこかが誤っている;値下がり損失の保険 ほか)
第2部 売りの理論(優良株は買ってはいけない;売り屋とはいわないが ほか)
第3部 売りの実技(天井は値動きが荒い;ナンピン否定論 ほか)
第4部 売りの世界(理想売り・現実買いもある;ひとりで生きていける ほか)
第5部 売りのまとめ(ヘッジファンド;売りアレルギー ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pacino
1
1999年初版、手元にあるのは2012年に増刷された本書。現在裁定売り残が積み上がり、逆行するかの様に株価は反発。そこで本書を再読。売りには「つなぎの売り、現物の手仕舞い売り、空売りと3つの売りがある」。どのタイミングでつなぎ売りをしようか。相場に聞いてみよう。うまく声が聴こえるといいけれど。2020/05/31
puapua
0
売りのテクニックとあるものの、具体的なテクニックと呼ばれるものはさほど書かれていなかったのは残念。個人投資家が総じて売りアレルギーをもっているのがもったいない。売りの有用性について色々と書かれていたが、売りの項目であまり参考になる部分は無かった。2015/04/12
葵堂
0
徹頭徹尾カラ売りについての本。これだけカラ売りに徹底した本を読んだのは初めて。リスク説明がやや不足しているようにも感じたが、ツナギ売りの有用性はしみじみとわかった。とはいえ最小単元数超分散投資をモットーとしてる我が身としては、まだ使い道のない手法なのかもしれないと思っても来たわけだが。2014/01/06
ひろし
0
2読。2022/01/20
ひろし
0
売りの目線を育もうと思う。2021/11/21