内容説明
株式相場は勝負の世界であり、資金を投じて参加する「修羅の場」でもある。まさに智と智、勇と勇がぶつかり合う戦いが繰り返される。また、株式投資は数あるマネーゲームの中でも情況を的確に読む（分析する）能力が求められる。修羅の場を駆け巡ってきた相場師達の相場体験から生まれた格言（名言）を正しく理解し、科学的に分析し応用したり、時には戒めとして活用することこそ、株式相場に勝つための必要不可欠な投資の基本といえよう。本書では、投資に関する必要な指標である企業業績の読み方や金利・為替と株価の関係、原材料の動向、商品市況、出来高と信用残の分析、最近注目されてきた指標（ＰＥＲ、ＰＢＲ、ＲＯＥなど）をどのように利用していくかについて、その基本的な部分をまとめてみた。
目次
第１章 株式投資の心得
第２章 景気をリードする企業とその条件
第３章 金利と為替に影響を受ける業種と企業
第４章 原材料・受注額で判断する
第５章 出来高と信用残の数値を活用する
第６章 必要な指標で選別する
