内容説明
長江全長6,300kmの頭部が上海、胴体が武漢、龍尾が四川。巨龍に例えられる「長江経済圏」の台頭がめざましい。その中国「長江経済圏」成長の鍵をにぎる内陸部発展の源流・四川省を展望する。これからの中国進出は内陸部を無視しては成功しない。中国を知ろうとしなかった日本人。知ったつもりの的はずれのなんと多いことか。隣国内部では今、何が起きているかを探り、これからの新しい付き合い方を提案する。
目次
1 四川それは天府の国
2 四川それは巨龍の最後尾
3 日本四川協会の誕生
4 知ろうとしなかった中国
5 魅力と潜在能力を秘めた四川
6 成長する消費意欲
7 中国にも不動産バブル
8 中国にも広告時代
9 理想と運用