内容説明
「裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律」でますます注目される国際商事紛争解決のためのADRの現状と展望を法学と商学の専門家が縦横に分析。
目次
第1章 国際商取引と紛争解決手段―話し合いと国際商取引
第2章 法廷地選択および準拠法選択の役割
第3章 外国判決・外国仲裁判断の承認および執行
第4章 日本におけるADRの現状と問題点―仲裁と調停を中心に
第5章 日本の新仲裁法
第6章国際商事仲裁とグローバル商取引法の発展
第7章 これからのADRの展望―ADR活性化の原点は何か
著者等紹介
新堀聰[ニイボリサトシ]
財団法人貿易奨励会専務理事。日本大学大学院商学研究科客員教授。東京大学法学部卒業。ハーバード・ビジネス・スクールPMD修了(第30期)。博士(商学)(早稲田大学)。米国三井物産ニューヨーク本店副社長、同上級副社長兼サンフランシスコ支店長、三井物産調査部長、同貿易経済研究所長などを歴任。日本大学商学部教授を経て現職。専門は英米契約法、国際統一売買法、貿易商務論、貿易政策
柏木秀一[カシワギシュウイチ]
弁護士(柏木総合法律事務所)。社団法人日本商事仲裁協会理事。早稲田大学法学部卒業。米国コロンビア大学ロースクール修士課程修了。英国三井物産文書課研修員(出向)、法務省民事局仲裁法制研究会委員、財団法人知的財産研究所ADRに関する調査研究委員、日弁連ADR協議会副座長、外務省条約局法規課UNCITRAL研究会(仲裁)委員、などを歴任。国際商業会議所(ICC)国際仲裁裁判所や日本商事仲裁協会(JCAA)などで仲裁人を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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