出版社内容情報
日本の家電メーカーが急速に力を落とす一方、自動車メーカーは飛躍の10年、グローバル化の20年を経験した。その差異を国際マーケティングの視点から日本企業の現状と課題を解明する。
内容説明
激変する国際ビジネスの中で、日本企業はどのように競争力の再構築を図れば良いのだろうか…。そこには新しいリスクもあるが、同時に大きなチャンスも見え隠れしている。これを見逃してはいけない!本書では、国際政治力学の影響が避けられない、温室効果ガスの削減および地政学的リスクの問題に対する日本企業の対応の方向性を探りつつ、多くの日本企業がより広範囲に直接的な影響を受けているデジタル情報社会の進化が与えている影響を中心に旧版からの改訂を行う。
目次
第1章 国際マーケティングの概念と進化モデル
第2章 グローバリゼーションの現実
第3章 世界的な産業・競争構造の激変
第4章 日本企業の競争力:ビジネス・アーキテクチャ論からの示唆
第5章 持続的競争力のある企業の条件
第6章 国際マーケティング戦略の基本
第7章 国際マーケティング・リサーチ
第8章 国際製品戦略
第9章 国際市場細分化戦略
第10章 国際価格戦略
第11章 国際プロモーション戦略
第12章 国際マーケティング・チャネル戦略
第13章 サプライチェーン・マネジメント
第14章 新興国市場開拓
第15章 近未来の日本の競争力の源泉
第16章 世界から敬愛される人と企業へ
著者等紹介
諸上茂登[モロカミシゲト]
明治大学名誉教授、博士(商学)明治大学。明治大学大学院商学研究科博士課程修了。米・ペンシルバニア大学ウォートンスクール客員研究員を経て、1988年に明治大学商学部教授となり、2019年に名誉教授となる。多国籍企業学会会長、国際ビジネス研究学会常任理事などを歴任
深澤琢也[フカザワタクヤ]
東京富士大学経営学部准教授。明治大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得中退
鈴木仁里[スズキニサト]
明治大学商学部専任講師、博士(商学)明治大学。明治大学大学院商学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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