卸売業の戦略的経営―新流通を創造するビジネスモデルの開発戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 252p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784495637910
  • NDC分類 673.5
  • Cコード C2063

出版社内容情報

相次ぐ合併、eコマースの進展など、経営環境が激変するなかで、卸売業はどうすれば経営目標を達成し成長することができるのか?卸売業の戦略的経営を多角的かつ具体的に解説する。

内容説明

筆者は、卸売業の成長戦略に興味を持ち、米国の卸売業やフードブローカーを数多く訪問し、また店頭の作業現場や物流センターも数多く見る機会を得てきた。そして、わが国卸売業の展望なり、経営革新の方向について関心を持ち、数多くの卸売業の経営者からいろいろ経営実態なり業界事情を聞く機会を得た。そうした中から、何か一つでも、これからの卸売業経営に対して参考になればと願って執筆したものが本書である。

目次

第1章 伝統的な経営構造を脅かす環境変化
第2章 経営の再創造と戦略的経営計画のプロセス
第3章 経営の進化と産業化の道を開く合併戦略
第4章 戦略開発の基軸となる経営理念の開発と徹底
第5章 競争差別化戦略としての物流システム開発
第6章 プレゼンテーション型営業と関係開発戦略
第7章 標的顧客の設定とカテゴリー一括取引の推進
第8章 小売業接近の戦略手段としての「カテゴリー・マネジメント」
第9章 メーカーとの戦略的な取引関係の開発
第10章 人的資源戦略計画の策定と経営幹部のリーダーシップ

著者等紹介

麻田孝治[アサダコウジ]
杏林大学社会科学部教授。慶応義塾大学経済学部卒業。財団法人流通経済研究所および財団法人流通システム開発センター主任研究員を経て、南カリフォルニア大学大学院留学、MBA。著書に『卸売業のパーフェクト物流』(産能大学出版部)。共著に『変革期の流通』(日本経済新聞社)、『日本的卸売経営の未来』(東洋経済新報社)。翻訳に『インターネット・マーケティング概論』(株式会社ピアソン・エデュケーション)、『米国直接商品利益計算 業界標準』(エス・エム・アイ ジャパン)。共訳に『e-コマース―電子商取引のすべて』(株式会社ピアソン・エデュケーション)、その他、論文多数
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