内容説明
他人との紛争を解決するには、まず相手方とよく話し合うことが大切です。しかし、いくら話し合っても問題が解決しない場合には、訴訟という最終手段を行使することが必要になってきます。しかし、実際に訴訟を起こすには、時間や労力というコストだけでなく、現実の「費用(コスト)」が必要になってきます。本書では、「一人で手続きができる」という観点から、時間や労力をそれほど必要とせず、しかも勝てる可能性が高い訴訟の具体的なやり方について、具体的に解説します。おもに簡易裁判所で扱う金銭の支払いに関する典型的なケースを選び、訴状をケースごとに掲載。
目次
第1章 一人でどこまで訴訟が起こせるのか
第2章 訴訟の審理はどのように行なわれるのか
第3章 少額訴訟とはどんな訴訟なのか
第4章 ケース別に訴状の書き方を見ておこう
第5章 訴訟をする際に知っておきたいその他の手続き
第6章 訴訟以外のトラブル解決法
著者等紹介
北河隆之[キタガワタカユキ]
1951年、東京生まれ。75年、司法試験合格。76年、東京都立大学法学部卒業。78年、弁護士登録(東京弁護士会)。弁護士活動のほか、琉球大学法科大学院の教授も務める
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