内容説明
儲かる会社にするためには、「マーケティング」と「経営管理システム」が不可欠。つまり、“売れるしくみ”と“それを管理するしくみ”さえあれば、その会社は儲かる会社に変身することができる。本書は、マーケティングと同じぐらい重要な経営管理システムの基本から応用までを、青年経営者と不思議な少年との会話を通して、わかりやすくコンパクトに解説していく。
著者等紹介
松井浩一[マツイコウイチ]
公認会計士・税理士。1964年、兵庫県生まれ。神戸大学工学部卒業後、設計事務所、外資系会計事務所のマネージャーを経て、2002年、株式会社プラネットブルー(本社:米国)を設立。100社以上の会社と接するなかで、中小規模の企業に、基本的な経営管理システムが存在していないことを痛感し、「あまりお金をかけず」、「楽に」経営管理を強化するという目的で、「芦屋マネジメント倶楽部」を2003年より主宰している。現在、同社代表取締役、公認会計士松井浩一事務所所長。趣味は、車、読書、アウトドアなど多数
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よう
4
利益を出し続ける会社になるために、頭ではわかっていたつもりになっていたことを明確にしてしてくれた。できることから実践していこうと思う。2018/11/11
こうじ
1
単純に面白く読める小説仕立ての内容だけど、書いてあることは極めてまっとうな経営管理のシステム化(情報システムではない)の話。短期的に儲けるための方法ではなく、利益を出し続ける会社になるためには原価管理や在庫管理などの経営管理のシステム化が必要だという、セールスやマーケティング主体の本よりも手堅い内容になっていて、良かったかなぁと思いました。2017/05/07
ミッキー
1
経営管理のエッセンスがわかり易くまとめられています。発想法、お金の使い方、気分転換について参考になります。神社参拝も良いと思いました。2013/08/25
きゅうりmyLOVE
1
テクニックとマインド両面から「儲かる会社」、「健全な会社」を指南している。特に「いかにして夢や目標をかなえるか」に重点を置き、それが小説で展開されるためスッと体の中に入ってくる。私は中でも『心のあり方』(とは言ってないが)について非常に参考になった。会社を経営していようがいまいがこの本は読者に「まずあなたはどうなりたいのか?」を問いかけている。その問いがないと始まらないことを読後に悟ることになる。本を読み続けるだけでは血肉にならない。本を閉じた後にどうするかこそが読書の真骨頂だ。さーて…寝るか(ダメじゃん2011/01/06
mackane
1
すいすい読めるが、深い。扱っている内容は基本。良書。2009/10/01