内容説明
40年のコンサルティング経験から得たノウハウのエッセンスをやさしく解説。物的システム・管理システムの両面から、改善の進め方を具体的に紹介。管理システムの改善のしかたを生産タイプ別に解説。VM(Visual Management)を導入しての製造リードタイム短縮の進め方を紹介。
目次
1章 製造リードタイム短縮の必要性
2章 製造リードタイム短縮の手順と方策
3章 物的システム改善の進め方
4章 管理システム改善の進め方1 生産日程計画・差立システムを確立する
5章 管理システム改善の進め方2 進度管理システムを確立する
6章 生産・納入・調達リードタイム短縮の進め方
7章 改善を推進する計数管理のやり方
8章 VM活動による製造リードタイム短縮の進め方
著者等紹介
五十嵐瞭[イガラシリョウ]
一般社団法人中部産業連盟(中産連)専務理事・主幹コンサルタント。慶應義塾大学卒業後、1968年に中産連入所以来、多数の企業で経営診断、コンサルティング、教育研修に従事し、さらに中産連および日刊工業新聞社などの公開セミナー機関においてセミナー講師として活躍中。経済産業省登録中小企業診断士。全日本能率連盟認定マスター・マネジメント・コンサルタント。専門分野は企業体質改革・革新、生産管理改善、VM(Visual Management=見える経営)活動の推進、中小企業の経営全般指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ノンミン
2
リードタイムの短縮化は、製造業における永遠のテーマだと感じました。本書では、設計や部品調達などの各段階で具体的なリードタイム短縮策が提案されており、非常に参考になりました。どの段階においても工夫次第で効果的な改善が可能であることを理解しました。2023/08/18
ゼロ投資大学
1
リードタイムの短縮は製造業をはじめ様々な業種業態に活用できる仕事の手法である。リードタイムを可能な限り圧縮することで、多くの無駄を削減でき、企業の収益性や競争力を高める。改善すべき点を見つけたら、より良い方法がないか検討していくことが大事である。2025/04/19