目次
1 魅力ある観光地創出の発想と方法
2 観光客はいかに観光地を選ぶのか
3 貞山運河の観光事業構想
4 高原リゾートの形成過程と国際リゾート化への展望―北海道ニセコ地域を例として
5 「熱海温泉」における訪れてよし、住んでよしの観光まちづくり
6 観光農業と農村道路―その整備効果を検証する
7 「公共の宿」による農村地域の観光振興
8 ジオツーリズムとは何か―ドイツにおけるその展開
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
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ここでは地域個性が重要視されている(8ページ)。ジオパークは時事用語で知ってゐたが、ジオツーリズムは、「単なる美的な鑑賞眼のレベルを超えて、観光者がある場所の地質学と地形学の知識と理解(略)を獲得することができるようにするための案内とサービスの提供」(120ページ)である。評者の近くには寝覚ノ床というポットホールがあるので、無知だから、学習が必要だと思う。ここをCVMのアンケートで12年前に調査したことがあった。今も木曽川を保全しつつ、地質資源を活かした観光が、赤沢自然休養林の癒しと共に需要な観光資源。2012/10/16