内容説明
本書の目的は、倒産と再生に関する文献・資料を整理し、体系化して倒産から再生を目指す企業の時系列的、動態的な再生メカニズムを解明することにある。
目次
第１部 企業倒産（倒産と再生の基礎概念；倒産の原因と兆候に関する理論的検討；倒産の原因と兆候に関する実証分析）
第２部 企業再生（再生過程の理論的および実証的検討；再生の成功要因と障害要因；再生モデルの検討；再生手法の理論的検討）
第３部 事例分析および実態調査分析（わが国における企業再生の事例分析―ヤオハンジャパンと山陽特殊製鋼；米国における企業再生の事例分析（マンビル社のケース；メーシーズ社のケース）
倒産に関する調査―連鎖倒産防止の実態）
著者等紹介
太田三郎［オオタサブロウ］
１９４８年千葉県に生まれる。１９７６年青山学院大学大学院経営学研究科博士課程単位取得。１９８５年千葉商科大学商経学部教授（現在に至る）。１９９０年フロリダ大学経営大学院客員研究員。２００２年東洋大学大学院経営学研究科非常勤講師（リスクマネジメント論）。２００４年日本大学大学院グローバルビジネス研究科非常勤講師（企業リスク・マネジメント論）。２００４年博士（経営学）。現在、経営行動研究学会、日本経営分析学会、危機管理システム研究学会、日本経営ディスクロージャー研究学会の理事。専攻分野、経営分析論、企業倒産・再生論、経営財務論、リスクマネジメント論
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