出版社内容情報
近年日本の株式市場は量的にアメリカ資本市場を凌駕し質的な面でも急速に接近している。この事情に鑑み、本書は日本資本市場の現状と今後の動向について理論と実証の両面から論議。
目次
第1部 ポートフォリオ理論の発展と戦略(現代資本市場論の展望と課題;転換社債・ワラント債の評価;オプションの理論と戦略;企業の情報開示と株式市場―Diffusion Jump Modelによる実証分析;株価指数先物の評価;金利先物を用いたイミニュゼーション戦略―期間構造の非平行的シフトを考慮した多次元デュアレーションによる方法;わが国の金利期間構造の再検討―可変的リスク・プレミアム仮説vs.過剰反応仮設)
第2部 資本市場の実証とM&A(わが国資本市場の実証分析;国際資本市場の株価変動;日本の株式市場の非効率性に関する実証テスト;資本市場とシグナリング効果;わが国株式市場にみられるアノマリー現象;資本市場とM&A;TOBの財務戦略)
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- 和書
- らも咄 角川文庫