目次
研究対象と中小企業に対する規制緩和
第１部 特別目的の財務報告の枠組みに関する基礎理論（特別目的の財務諸表に対する保証業務に関する研究の視座；日本における中小企業の財務諸表に対する保証の現状と課題―「経営者保証に関するガイドライン」を題材として；融資判断における特別目的の財務諸表等の利用と監査；金融機関等の融資判断等における特別目的の財務諸表等の利用と監査人による保証業務―現状と課題；キャッシュ・フロー計算書のニーズ分析；わが国中小企業のキャッシュ・フロー計算書に関するアンケート調査分析；中小企業の内部統制の特質；日本における中小企業の監査の質―実証的分析による証拠；中小企業におけるサステナビリティ情報の必要性―ステークホルダーの視点から）
第２部 米国における特別目的の財務諸表に対する保証業務（中小企業に関する特別目的の財務報告の枠組み―ＡＩＣＰＡのＦＲＦ ｆｏｒ ＳＭＥｓを中心として；特別目的の財務諸表の表示；特別目的の財務諸表にかかるその他の包括的会計基準；特別目的の財務諸表に対する保証業務の構図；米国における中小企業の財務諸表に対する信頼性付与―ＳＳＡＲＳ第２１号を題材として）
第３部 その他諸外国における中小企業の会計監査制度（英国の中小企業の会計・監査制度；北欧諸国の小企業監査；カナダ小企業の財務諸表に対する監査の基礎理論；研究の総括）
著者等紹介
浦崎直浩［ウラサキナオヒロ］
近畿大学教授。博士（経営学）神戸大学。１９８８年３月に神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程単位取得退学後、近畿大学商経学部専任講師、助教授、教授を経て、２００３年４月より経営学部教授となり現在に至る。主な著作に『公正価値会計』（森山書店、２００２年。日本会計研究学会２００３年度太田・黒澤賞受賞）、１９９５年９月～１９９６年８月、オーストラリア・メルボルン大学客員教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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