内容説明
(社)日本監査役協会会長が自らの体験をもとに監査役の心構えを実務家の目線でわかりやすく伝授する。
目次
序 監査役監査に取り組む姿勢が大事
第1部 私の監査役像の形成に大きい影響を与えた初期の実務体験(私の経歴;宮崎会長が若手を監査役に起用;自分でつくりあげた監査役像;トップに面談して監査報告する機会をうかがう;特定事業の経営監査を要請される;事実にもとづく監査報告書を会長が評価;会長の監査報告書の評価で、監査環境が大幅に改善;この経験からの私の学習)
第2部 会社法を読む(会社法が発しているメッセージ;会社法にみる企業統治と監査役の役割)
第3部 会社を良くする監査役監査(監査の基本を考えよう;監査役の業務;監査の目的に適合する監査役監査の必要条件;社長とどういう関係を保つか;業務執行の現場の事実(情報)は、いかにして収集するか
企業不祥事を考える
監査役の心構え)
著者等紹介
笹尾慶蔵[ササオケイゾウ]
1954年3月京都大学経済学部卒業。4月旭化成工業(現旭化成)入社。1985年6月監査役(常勤)就任。1990年6月監査役(常勤)辞任。6月取締役(常務)就任(その後、専務、代表取締役・副社長)。1998年6月取締役(代表取締役・副社長)退任。6月監査役(常勤)再任。2001年6月監査役(常勤)退任。6月旭有機材工業監査役就任。2007年6月監査役辞任、顧問に就任(現在)。2004年10月(社)日本監査役協会・会長就任(現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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