出版社内容情報
外国税額控除制度の理論的な側面と実務的な側面の双方をまとめた1冊。文中に参考文献等を入れて、その出典を明らかにする。
内容説明
外税控除の「しくみ」「歴史的背景」などを主に日米比較を通して解説し、さらに、後半は具体的な計算事例を織り込みながら、実務に直結!前後編108項目をコンパクト解説。
目次
第1部 外国税額控除の理論(外国税額控除の目的(国際的二重課税の調整)
外国税額控除の本質その1:各説の比較
外国税額控除の本質その2:自国法基準の性格
外国税額控除の本質その3:国際的二重課税の要件 ほか)
第2部 外国税額控除の実務(わが国の外国税額控除の概要;内国法人に係る外国税額控除の概要;内国法人に係る外国税額控除の特色;直接税額控除 ほか)
著者等紹介
矢内一好[ヤナイカズヨシ]
中央大学商学部教授。博士(会計学)(中央大学)。著書に「国際課税と租税条約」(平成4年、ぎょうせい)(平成4年第1回租税資料館賞受賞)、「租税条約の論点」(平成9年、中央経済社)(平成10年第26回日本公認会計士協会学術賞受賞)など。論文「米国租税条約の研究―租税条約と国内法の関連」および「国際連盟によるモデル租税条約の発展」により平成元年、日本税理士会連合会研究奨励賞受賞
高山政信[タカヤママサノブ]
税理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。