出版社内容情報
感染症診療に必要かつ不可欠な内容をハンディサイズに収載。必要な情報のみに絞ってまとめ、臨床における迷いを払拭する。改訂に際し約60頁増ながらコンパクトさを堅持しつつ、定価据え置き。新刊『ASM臨床微生物学プラチナレファランス』と『微生物プラチナアトラス』との3書のリンクを実現。拡大版『感染症プラチナマニュアル 2020 Grande』も同時発売。若手・ベテラン問わず、医師・ナース・コメディカルのみなさまに。
☆改訂のポイント
・約60ページ増。新規ガイドライン(バンコマイシン,市中肺炎)と最新の主要論文120本の情報を更新。
・2020年東京オリンピックにあわせて,輸入感染症の項目を新規追加。また,第4章「成人のワクチン」を新規追加し,予防接種の項目を設けた。
・付録に血液培養の項目を追加。薬剤相互作用の記載をアップデート。 ・プラチナトラブルシューティングを表紙裏に追加。
・抗菌薬にはセフトロザン/タゾバクタム,抗ウイルス薬にはホスカルネット,原虫・寄生虫薬にはパロモマイシンをそれぞれ追加。
・薬剤耐性菌治療(ESBLsやAmpC産生腸内細菌,CRE)の項目を新規追加。
・黄色ブドウ球菌,リステリア,レジオネラ,カンピロバクター,サルモネラ,赤痢,病原性大腸菌,緑膿菌,糞線虫等の記載を強化。アクチノマイセス,トキソプラズマ・ゴンディを新規追加。
・化膿性滑液包炎,開放骨折の項目を追加。
内容説明
改めまして…本書が「プラチナ」ファミリーの原点です。
目次
感染症診療の8大原則
第1章 感染症治療薬(抗菌薬;抗結核薬 ほか)
第2章 微生物からのアプローチ(細菌;その他の細菌 ほか)
第3章 病態・臓器別のアプローチ(発熱症候群;免疫不全と感染症 ほか)
第4章 成人のワクチン(予防接種)
付録(血液体液曝露(針刺し事故)対応
外科的予防抗菌薬 ほか)