出版社内容情報
栗の木親分のために、イガから飛び出し、おもしろいことを探しにでかけたくりくりぼうや。
行った先々で出会ったのは、「そっくり」「びっくり」「ゆっくり」な人や生き物たち。
自分の名前に似た、ことばに気づいたくりくりぼうやは、楽しい言葉遊び歌を思いつきます。
栗の木親分のところに戻ったくりくりぼうやは……?
「ぱっくり」「そっくり」「ゆっくり」……自分の名前「くりくり」と似た言葉をみつけ、楽しい遊び歌にしていくくりくりぼうや。
くりくりぼうやの呼びかけで、観客も言葉遊び歌を繰り返して楽しめる参加型紙芝居になっています。
言葉遊びは短いものからだんだんと長くなっていくので、年少さんから口ずさむことができます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
15
そっくりな言葉を重ねて、たのしい言葉遊びの紙芝居です。 早口でいうと噛みそうな言葉をつなげて、参加者も楽しく声が出せると思います。 ただ、栗が重要なキーマンなので、秋の紙芝居に取っておきましょう。 リズム感がとてもいいと思います。2024/03/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
保育所ぱんだ組おはなし会。保育所きりん組おはなし会。今月は紙芝居オンリーのおはなし会。どちらのクラスも上手に言えました!2022/10/25
遠い日
4
8場面の紙芝居。栗のくりくり坊やが探すおもしろいこと。「くり」にかけたことば遊びを、聞き手のみんなも参加して唱和してもらう。その繰り返しが楽しい。だんだん「くり」のつくことばが増えていって、まるで早口ことばみたいになっていくおもしろさ。子どもたち、張り切っていっしょに声出ししてくれるのじゃないかなぁ。2024/11/27