出版社内容情報
沖縄の民話より。魚をとるのがへたなサンラーが、ある夜海の上でガジュマルの木の妖精、キジムナーとであった。キジムナーは「魚の目玉をくれるなら手伝ってやる」という。その日からサンラーは毎晩キジムナーといっしょに魚をたくさんとる。ところがそのうちに、サンラーはすっかりやつれてしまう。奥さんが心配して漁に出るのをやめろというが、キジムナーとの約束をやぶるとどうなるか。こまったサンラーは物知りのおばあに、キジムナーの苦手なものを聞いて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
25
キジムナーって本当に良い妖怪ですね。サンラーを助けてあげたのに、約束を破られてしまって怒るのももっともです。 でも、おおらかな結末にはとても心地良さを感じました。 お互い認めあった臭い仲に、沖縄の人の良さを感じます。2020/11/14
ヒラP@ehon.gohon
10
おもちゃ図書館で演じました。わくわくタイム。2020/09/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
沖縄の昔ばなし。魚取りが苦手なサンラーは、ガジュマルの木の妖精キジムナーに、釣った魚の目玉(キジムナーの好物)を全部やると約束して、毎晩どっさり魚をとることができた。けれど毎晩続く魚取りにサンラーは寝不足で痩せてしまい…。2024/03/02
憩子
1
学童さんでの紙芝居探し。2023/03/05