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内容説明
数々の魔法を使いこなす天才魔道士にして戦士、おまけに可愛い!?少女リナ=インバース。放浪の旅を続けるリナは今日も趣味と実益を兼ねた盗賊いぢめに精を出していた。だが、奪ったお宝にどうやら世界の滅亡に関わる秘密が隠された品が紛れていたようで…やがて宝をめぐってリナの前に現れる、凄腕のイケメン!?剣士ガウリイ=ガブリエフや人間が持ちうる能力をはるかに凌ぐ力を持つ異形の魔法剣士・ゼルガディス=グレイワーズなどのあやしい人物たち。極めつけに生きる伝説と言われる赤法師レゾまで現れ、事態はさらに混沌としていく。やがて見え隠れする黒幕は赤眼の魔王シャブラニグドゥ!?緻密な世界観と魅力的なキャラクターが織り成すファンタジー小説の金字塔。装いも新たに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
27
1990年に刊行され、ファンタジーラノベの金字塔を築いた発行部数2000万部越えの王道ファンタジー。流浪の天才女魔導士リナが盗賊のお宝を強奪しトンズラしていた所で出会った剣士ガウリイと共に、奪ったお宝を発端に異形の者達に狙われるお話が始まるのですが、30年以上前の作品ながらファンタジーの王道を押さえた展開と、商売人の家系出身のリナのただでは絶対やられない勝気な性格と、女心は読めないけれど決める時は決めるガウリイが互いに背中を預けて戦う場面の信頼感は最高。魔法の詠唱にワクワクするこの気持ちは色褪せないなあ。2022/02/12
ミヤト
10
異世界ファンタジーの先駆けのような作品。かなり軽い文体で、サクサク進む。ここまで明るい女主人公だと見ていて心地がいい。やはり古さは否めなかった。2023/06/10
海星梨
7
KU。さて、ついに手に取りました。面白いのはわかってるんだけど、テンポよすぎて。51冊もすぐかもなぁ……。2023/01/08
宴
6
シリーズ途中まで読んで、読むのをやめていたので、電子で合本版を購入。軽いノリだけど、バランスがいい作品。シンプルかつ面白いので好き。2017/10/08
toriko
5
久しぶりに読みました。学生の頃すべて揃えていたんだけど家人に勝手に捨てられたのでね…。思い出修正も掛かって面白いのかとも思ったんですが、やっぱりシンプルで、テンポよく、でもするっと入ってくる世界の奥行や人の悲哀が、そしてなによりリナ・インバースがやっぱりいいなって思います。全巻セットで買いそろえたのでまた読み進めていきたい。2015/11/11