Garden―8月9日の父をさがして

個数:
  • ポイントキャンペーン

Garden―8月9日の父をさがして

  • 森越 智子【作】/大野 八生【絵】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 童心社(2025/06発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外,文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 108pt
  • ウェブストアに15冊在庫がございます。(2025年07月18日 04時57分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 167p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784494020904
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C8093

出版社内容情報

1945年8月9日。一発の原子爆弾が長崎に落とされた日、12歳の父は中学校での試験を終え、疎開先の隣町へ帰る列車に乗れたことで一命をとりとめた。爆心地から800mの場所にあった中学校は全壊し、同級生の3分の1が帰らぬ人となった。
原爆から逃れ、平穏な一生を送ったと思っていた父は、しかし被爆者だった。父の死後、見つかった父の被爆者手帳には、ぼくの知らなかった「あの日」とそこからはじまった父の葛藤の日々が残されていた。
被爆地で生き抜いてきた父の思いと、隠し続けられたぼくの名前のひみつ。
やがて解き明かされる真実にたどり着いたとき、ぼくは……。
長い時を経て、原爆被爆者の言葉にできなかった思いが、今、静かに胸に迫る。

内容説明

父さんは、伝えたかったはずだ。8月9日、長崎で起きたことを。被爆地で生き抜いてきた父の思いと、隠し続けられたぼくの名前のひみつ。やがて解き明かされる真実にたどり着いたとき、ぼくは…。長い時を経て、原爆被爆者の言葉にできなかった思いが、今、静かに胸に迫る。

著者等紹介

森越智子[モリコシトモコ]
1958年北海道生まれ。文芸誌の編集を経て、子どもの権利条約の普及、民間による「子ども白書」や「ピースマップ」の作成など、子どもの人権と平和に関する活動を続ける。日本児童文学者協会会員・日本ペンクラブ会員

大野八生[オオノヤヨイ]
1969年千葉県生まれ。女子美術短期大学卒業。幼い頃から植物に親しみ、植物に関わるさまざまな仕事を経て造園家として独立。雑誌・書籍などでイラストレーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まる子

25
生まれ育った長崎県から大学は北海道、そして父には言わずにそこで就職した英知。大人になったある日、父が被爆者手帳を持っていた事を知るー。なぜ父はその事を教えてくれなかったのか。自分に名前が二つある事も関係しているのだろうか。英知は父の痕跡を探すため長崎へ向かった。原爆で被爆し生きた人は、生きているからこそその恐怖を背負って生きてきた事を知った。子孫が未来を歩めるようにと。戦争のあの日を語り継ぐ人がいなくなるこれからの日本に、『生きる』の著者、森越さんの新たな思いが繋がる。静かな中にジワリとくる物語。2025/06/26

菱沼

1
巧みな構成と夫婦の関係の描かれ方が新しいと思った。こういう、被爆体験などをもとにした作品は、どこかで資料の羅列のような、棒読みの部分が生まれることが多いが、この作品は全てが「文学」だった。長崎には何年か前に行ったけれど、その時は世界遺産となった潜伏キリシタンの足跡を訪ねるのが目的だった。それでも浦上天主堂や平和公園、原爆資料館も行った。その前に行った広島とは、少し印象が違った。広島が「ヒロシマ」だったの対し、長崎は「長崎」のままのような気がした。もう一度行ってみたいと思った。2025/07/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22636157
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品