クジラがしんだら

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クジラがしんだら

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  • サイズ B4判/ページ数 40p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784494015993
  • NDC分類 E
  • Cコード C8745

出版社内容情報



クジラが死んだらどうなる?ーー深海という厳しい世界に生きるユニークな生きものたちの、いっときの大宴会を描いた物語絵本

深海はえさが少なく、生きものが少ない場所です。ところが、ごくまれに巨大な食べ物のかたまりが降ってくる。それが命を終えたクジラです。
クジラの体は、長ければ100年にもわたってさまざまな生物の命を支え続けます。
はじめはサメ、コンゴウアナゴなどが肉を食べ、タカアシガニやグソクムシなど小さな生物が続きます。骨だけになると、こんどはホネクイハナムシという骨を食べる生物があらわれ、その後も長期間にわたりクジラは分解されていきます。
このクジラの死骸を中心に形成される特殊な生態系は「鯨骨生物群集」と呼ばれ、近年の研究でその実態が明らかになってきました。

50~100年というのは、とほうもなく長い時間ですが、必ずどこかで終わりは来ます。
鯨骨に生きる生き物たちは、やがて別のすみかと食べ物を探さなくてはいけない。こんなに広い海で、そうつごうよく、沈んだ大きなクジラに出会えるものでしょうか?
しかし、まっくらな宇宙にも星があるように、深い海の底からあてどない旅に出かける生物たちにも、どこかに必ず明かりがあるのです。でなかったら、クジラに集う生きものたちがずっと子孫を残し、命をつなぎ続けることはできなかったはずです。

これは深海という厳しい世界に生きる生物たちの、いっときの大宴会を描いた物語絵本です。
監修は国立研究開発法人海洋研究開発機構の藤原義弘氏。

内容説明

海の底でいのちをつなぐ、ユニークな深海生物たち(=鯨骨生物群集)の物語―。深海は、日の光が差さず、生きものが少なく、食べ物が少ないところです。ところがごくたまに、突然、上から巨大な食べ物のかたまりが降ってくる。それが、命を終えたクジラです。クジラの体は、長ければ100年にもわたって、そこに集うさまざまな生きものの命を支え続けるといいます。本作は、深海という厳しい世界にくらす生きものたちの、知られざる大宴会を描いた物語絵本です。

著者等紹介

江口絵理[エグチエリ]
児童書作家。著書に日本絵本賞を受賞した『ゆらゆらチンアナゴ』(ほるぷ出版)、ほか子ども向けの動物の本多数

かわさきしゅんいち[カワサキシュンイチ]
生物画家、イラストレーター。2017年『うみがめぐり』(仮説社)で絵本作家デビュー。ギャラリーでの個展、ZINEの発行など精力的に活動。恐竜、絶滅した古生物、現生生物の中でも海の生きものを描くことが多い

藤原義弘[フジワラヨシヒロ]
国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)上席研究員。東京海洋大学大学院客員教授。海底に沈んだクジラが作り出す「鯨骨生物群集」をはじめ、深海に生きる生物たちのさまざまな関わり合いを解き明かす研究を続けている。深海生物の撮影をサイドワークとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

195
大きなクジラの死が周囲に与える恩恵をビジュアル化した自然体系絵本、人間も火葬ではなく、自然に還る埋葬(土葬、風葬、水葬等)が本来あるべき姿かも知れません。 https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=97844940159932024/09/12

breguet4194q

113
キノベス(紀伊國屋のベスト)のキッズ部門1位の作品。海の食物連鎖を率直に学べます。わかりやすくていい本だと思いました。2025/04/02

☆よいこ

102
絵本。ある日突然、深海に大きなマッコウクジラ(の死骸)が落ちてくる。半年も腹をすかしていたユメザメがクジラに喰らいついて大きな穴をあける。コンゴウアナゴたちは穴からクジラに潜り込む。タカアジガニやウニたちもやってきて食べる。ダイオウグソクムシも食べる。多くの生き物がやってきてクジラを食べたので、半年後にはクジラは骨だけになった。ホネクイハナムシが骨を食べる▽鯨骨生物群集。表情のあるイラストで愛嬌がある。2024.9刊。『海に沈んだクジラ』と比較読み2024/12/03

101
絵本。クジラが死んだ後ってあの大きな死体はどうなるんだろうと考えたことがなかった。死んでも骨になっても次の命に繋がっていたんですね。深海や、深海に住む生き物は行けないからこそ不気味で、怖くて、でもとても興味深い。カニやウニもいるのは知りませんでした。2024/09/14

ぶんこ

73
クジラの素晴らしさを改めて痛感。捕鯨で捕まったクジラは、余す処なく人の役に立っていることは知っていましたが、海で亡くなったクジラも、沈んで行った先の深海で、滅多に食べ物にありつけない生物たちの役に立っていました。なんと骨までも食べる生物、骨に住む?生物。クジラへの敬意が強まりました。絵も素晴らしかったです。2024/10/31

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