著者等紹介
得田之久[トクダユキヒサ]
1940年横浜生まれ。昆虫少年として少年期を過ごした後、明治学院大学社会学部在学中から、昆虫をテーマにした絵本を描きはじめる
久住卓也[クスミタクヤ]
1963年東京生まれ。コミック、絵本、さし絵などに幅広く活躍中。1999年、QBB(久住昌之 作・久住卓也 絵)のペンネームで発表したマンガ『中学生日記』(青林工藝社)で文春漫画賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nakanaka
80
様々な虫たちが遠足する内容なのでこれからのシーズンにぴったりでした。ハンミョウやエダシャクなど馴染みの無いものも多数登場し勉強になります。子供向けの絵本なわけですが知らないことって沢山あるなぁと改めて実感。2017/05/01
あすなろ@no book, no life.
67
【育児】07年出版。なかなかアイデアに富んだ作品。水泡での水中散歩をむしたちにさせてしまうあたり。でも、考えてみれば、幼き子供達は毎日がこんな想像力に富んだ楽しい毎日なのかもね。思うに、そんな想像力をそっと後押しさせる日を作ってやるのが今の親の定めでやってやれることかも知れぬと思った一冊。2018/06/03
ごんたろう
17
虫たちがタガメ池に遠足。リュックを背負ってゆっくり歩く。カブトムシ村長が号令をかける。道案内はハンミョウだ。ハナムグリ、チョウトンボ、エダシャク等、聞きなれない虫もいる。タガメ池に到着。タガメたちがお出迎えだ。虫たちは池で遊ぶ。冒険船もある。弁当を食べてお昼寝。午後は水中散歩。暗い夜道は蛍の光が頼りだ。本書は、一匹一匹の小さな言葉もよく描かれる。個性を受け入れつつも全体として行動することが大切だ。また挨拶や心遣いもよく描かれている。私たちは社会生活の中で、いわば実践的に、様々な礼儀や能力を培っていくのだ。2015/06/06
そうちんママ
14
この本でマツモムシやタイコウチがどんな虫か知りました。カマキリの行動がいつでも怪しい。2012/02/07
遠い日
12
虫たちが初めての池を楽しむようすが、新鮮でいい。遠足の楽しみのお弁当の時間も、くすりと笑える内容だ。お昼寝付きで、暗くなるまでの遠足はいいなぁ。2015/02/23




