著者等紹介
おくはらゆめ[オクハラユメ]
1977年、兵庫県に生まれる。辻学園日本調理師専門学校卒業。2006年に第12回おひさま大賞最優秀賞、2007年に第8回ピンポイント絵本コンペ入選。デビュー作『ワニばあちゃん』(理論社)で、第1回MOE絵本屋さん大賞新人賞。『くさをはむ』(講談社)で、第41回講談社出版文化賞絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美紀ちゃん
101
優しい!とても優しい。風邪ひかないのはシルクハットぞくのおかげ♡2021/05/11
ヒロ@いつも心に太陽を!
60
表紙とタイトルに惹かれて。《シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる》シルクハットぞくとは何者か?!真夜中に集まって動く彼らの目的はいかに?!・・・予想外の《答え》に一瞬驚きつつ、シルクハットぞく、彼らの素敵な仕事ぶりにはやられた(*^人^*)ちょっとだけ、っていうのがポイントかな☆私も彼らに来てほしいから、真夜中12時前には寝ようっと♪夜更かししてたら1時になっちゃうもの!!2013/03/16
こふみ
48
シルクハットぞく。まさかこんな事をしてくれる集団だったなんて!?想像の上を行く ほっこり絵本です。2022/02/26
anne@灯れ松明の火
45
遠い方の「第18回日本絵本賞」紹介コーナーで。おくはらさんの他の作品がおもしろかったので、手に取った。「シルクハットぞく」って一体何者? 夜中の1時に何しにやってくるの? え? え? え~? そんなこと~~?(笑) やっぱり おくはらさん、オモシロいわ(^^)2013/05/12
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
44
MOE出身の作家さんで、前から気になる存在だったのですが今回初読み。よかった。タイトルのセンス、ちょっと不思議でシュールなストーリー、遊び心がある絵。黒をカラフルに使う色使いもいいなあと思います。星新一さんの毒がないショートショートを絵本にしたようなイメージでしょうか。たとえば『花とひみつ』のような……。誰にも気づかれないところで、ちょっとだけいいことをする秘密結社のような存在があって、世界はちょっとだけ良くなっている。なんとも夢のあるお話だと思います。2014/05/25