内容説明
出会いの感動といのちの不思議。「ふう」は風。「はな」は花。ふたりのなまえにこめられたすてきな意味は…。
著者等紹介
いわむらかずお[イワムラカズオ]
1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒。主な作品に『14ひきのあさごはん』(絵本にっぽん賞)、『どこへいくの?To See My Friend!』(童心社/アメリカ、ペアレンツチョイス賞)、『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(偕成社/サンケイ児童出版文化賞)、『かんがえるカエルくん』(福音館書店/講談社出版文化賞絵本賞)などがある。98年栃木県馬頭町(現・那珂川町)に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・こどもをテーマに活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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がらくたどん
57
みなさんの所ではタンポポ咲き始めましたか?こちらは温暖な関東なので空き地に黄色がぽぽぽっと♪いわむらさんが遺してくれた大好きな春の絵本。ふうとはなが遊びに行った野原で見つけた黄色の花に「なまえはなあに?」と話しかけると声がする。え、お花の声?声の主は小さな虫たち。テントウムシにベニシジミ。ミツバチも。みんなで歌う「たんぽぽ、ぽぽぽ」の繰り返しがホントに楽しい。「はな」は花、「ふう」は風。種を実らせる花と種を飛ばす風が次の命を産むのです。シンプルで力強いテキスト。出来たら声に出してよんでみて欲しい一冊です。2025/04/25
ゆみきーにゃ
40
4歳5ヶ月2022/02/27
ぶんこ
33
2匹の子うさぎが野原に遊びにきました。そこにはたんぽぽが咲いていて、話しかけるとてんとう虫さんが「黄色い花が好き」とお返事。そこにベニシジミが飛んできて「甘い蜜が好き」次に飛んできたのは蜜蜂。「花粉が好き」と。たんぽぽさんはたくさんお福わけしているんですね。「たんぽぽ ぽぽぽ」の歌も可愛い。2025/05/20
たーちゃん
33
うさぎのふうとはなはたんぽぽ畑へ。そこに集まる虫たちとお話してたんぽぽのことをよく知ることになります。息子も私も可愛い絵に虜になりました。2021/02/28
くぅ
28
2冊続けてたんぽぽの絵本。先にタンポポとは何ぞや?の絵本を読み聞かせしたあとこちらを読んだら「おなじね!」とたんぽぽの絵を指さした息子。繋がったようで何より。綿毛をふぅーっとする場面ではニッコリした息子。やったことあるもんね、覚えてるかな(๑´罒`๑)?(2歳10ヶ月)2020/03/15