百年文庫

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  • サイズ B40判/ページ数 141p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591121580
  • NDC分類 908.3
  • Cコード C0393

内容説明

道に迷いベージンの野と呼ばれるところへ出た私は、馬番の子供たちと一晩を過ごすことになった。やがて、子供たちのよもやま話がはじまって…(ツルゲーネフ『ベージンの野』)。純朴な羊飼いが、憧れのお嬢さんと二人きりで星空を見あげた一夜を清々しく描いた小品(ドーデー『星』)。恋する女に貢ぐために盗みを働くようになった男の、壮絶な転落の記録(シラー『誇りを汚された犯罪者』)。貧しく、野に生きることを宿命づけられた人々の、喜びと哀しみ。

著者等紹介

ツルゲーネフ[ツルゲーネフ][Turgenev,Ivan]
1818‐1883。ロシアの小説家。農民の姿を描いた『猟人日記』が高く評価され、長篇『ルージン』で作家としての地位を確立。長年パリに住みつつ、ロシア社会の問題を描いた

ドーデー[ドーデー][Daudet,Alphonse]
1840‐1897。フランスの小説家、劇作家。南仏ニームに生まれ、貧しい少年時代を送った後、17歳でパリに出て文筆活動に入る。深い観察力と弱者への温かい眼差しで、多くの人々に愛された

シラー[シラー][Schiller,Friedrich von]
1759‐1805。ドイツの詩人、劇作家、歴史家。22歳で発表した『群盗』で成功を収める。その後、歴史学、カント哲学、美学を研究、ゲーテとともにドイツ古典主義を確立した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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