経営論

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492970218
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C3034

内容説明

マクロの構造改革とミクロの経営改革。日本再生の道を示す、著者初の実践的経営論。

目次

第1部 日本の経済体制と企業経営(官営・統制・市場―日本に混在する三つの体制;日本に根強く残る統制経済;オーバー・プレゼンスの日本企業)
第2部 これからの経営(コア・コンピタンスとは何か;企業評価の方法を考える;コーポレート・ガバナンスの重要性)
第3部 これからの経営と雇用(コア社員と成功報酬型社員の共存;これからの人事;これからの経営者)

著者等紹介

宮内義彦[ミヤウチヨシヒコ]
1935年生まれ。神戸市出身。1958年関西学院大学商学部卒業。1960年ワシントン大学経営学部修士課程(MBA)卒、日綿実業(現ニチメン)入社。1964年オリエント・リース(現オリックス)入社。1970年同取締役就任。1980年同代表取締役社長兼グループCEO。2000年同代表取締役会長兼グループCEO。富士ゼロックス株式会社、株式会社あおぞら銀行、メルシャン株式会社等取締役
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケンサン

1
●有担保や個人保証等の金融機関の伝統的な融資姿勢。命までかける愚かさ●IT革命とグローバル化。自らの頭で日本独自の経営スタイルを構築●中長期的な株主重視経営こそ日本特有。コア人材、安定した顧客基盤、社会の良い評価●顧客ニーズ変化に対応→選択と集中●グループ経営の体制整備。上場=会社を売る。子会社上場は慎重に●ROE、ROA、EVA、MVAの経営指標●CG→株主重視経営のチェック/社外取の知見→慣行打破、株主の為の最高の利益=ベストインタレストオブオールシェアホルダーズ、エモーショナルで合理的な経営者が理想2023/03/18

r_ngsw

0
「アメリカに向かって走れ」と。アメリカ企業そのものになれ、ということではなく。 社会、人事、組織、財務…どれも非常に明確な考え方が示されている。 思えばトップが書籍という形で明確な意思表示をするのは、社内外のあらゆるステークホルダーにとって色んな意味を持つわけで、ちゃんと腹が括れてないとなかなかできることじゃないんだろうな、と。2015/05/28

Hisashi Tokunaga

0
メモ再読。日本の規制撤廃経済を「広重流富士山」にデフォルメさせる喩は至言。でもそれって、自然の成り立ちで屹立する富士山を人為的に、日本人の恣意で変形することにならないか?企業が甘受する、河川や海岸は可能な限りで変異させられて来たのだが未開部はある。ステークホルダー資本主義の不効率を強く指摘する。日本に住まうことは企業に限らず、八百万の神々との付き合いに気配りする文化土壌を耕て初めて共同体の実りを得ることができる社会なんじゃないか?これこそ大変だけど、実はそこに埋もれた社会資本が詰まってるとしたらどうだ。2018/07/19

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