大転換する人材マネジメント―迫られる人事部の意識変革

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  • サイズ B6判/ページ数 153p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492961032
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C3034

内容説明

日本企業にいま最も必要なのは、秀でたタレントを発掘し、活用すること。そのために人事部はどう変わるべきか。

目次

Prologue 過渡期にある日本企業の人事
01 今、日本企業の人事の課題は何か―リーダー人材が質、量ともに不足
02 グローバル化時代のタレントマネジメント戦略―経営戦略を実現できる人材をどう育てるか
03 人事が変わらなければ組織は変わらない―HRの役割と、求められるHRコンピテンシーとは
04 インタビュー
Epilogue 人事が企業のイノベーションを推進する戦略パートナーとなるために

著者等紹介

伊東朋子[イトウトモコ]
お茶の水女子大学理学部卒業後、デュポンジャパン株式会社(現デュポン株式会社)を経て、1988年より株式会社マネジメントサービスセンター。米ワシントンで開催されたHuman Assessmentコングレスにてコンピテンシーの概念を学ぶ。ヒューマンアセスメント、インタビューアセスメントを専門とし、企業の組織力を高めるリーダーシップ開発に取り組む。またコンピテンシーインタビューを用いた採用プロセスのコンサルテーションを推進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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摩周

2
リーダー人材不足が多くの組織で課題なことに納得。 丸く収めては丸くおさめてしまう管理職が多いなどの事例あり。 人事部が戦略的組織として変換されていないことにも同感。 優秀人材が人事部の目に留まらず組織に埋もれてしまうこと、 人事部の求める人材と現場の求める人材の相違。 人事としての業務を通じて付加価値を生み、業務に貢献できなければ人事の存在意義はない。 個人的にもパフォーマンスマネジメントをフックとして、個人を成長させ、組織も成長させることで業績を上げていくという育成方法が主流になってほしい。2013/02/16

復活!! あくびちゃん!

2
言いたいことはわかるが、一点だけ反論しておく。「今の人事に求められていることは、自社のビジネス戦略を踏まえて、人材(タレント)を体系的に育成できる一貫性のある仕組みを構築し、実行すること」とあるが、その考えは『驕り』だと思う。『気付き』を与える教育の仕組みは必要だが、必ずしも結果として人材は「育成でき」るとは限らない。『人材』になる人物は、(その機会を利用し)自ら『育つ』のだ。それを間違えると、人事のさらなるマスターベーションとなるだろう。2012/09/06

ひよこトビウオ

1
なかなか面白い。よく考えれば当たり前だが、経営方針と採用方針が違っていれば、欲しい人材は採用できないし、育成できない。経営方針を理解した人事部の必要性には納得できる。2012/09/16

Eiji Sasame

0
本書はこれからの時代の人事のあり方について述べている。 日本企業が凋落した原因はリーダーの不在であるが、人事がそういった人材をどうやって作っていくのかというのが本書の主題である。 経営人材を作るには、まず経営戦略を作成し、そこから人の資源を配分し、教育して経営人材を作っていく流れを人事が作る。つまり人事が経営陣となる必要があるということである。 それこそが現代のグローバル社会で勝ち続けるために必要な要素だと感じた。2014/04/13

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