内容説明
天使?悪魔?「ユーチューブ」とは一体何者なのか?起業にいたるプロセスを克明に描写。そのビジネスモデルと強みの源泉を大公開。なぜ世界中のハートをわしづかみにしてやまないのか、その魅力の核心に迫る。エンターテインメント業界、放送業界、広告業界との関係とその未来像が理解できる。ユーチューブの経営原理を通じて、日本経済から世界経済の流れまで、いもづる式に腑に落ちる。ウェブ2.0時代の技術特性とビジネスとの関係が明らかになる。
目次
序章 だれも教えてくれなかったユーチューブの素顔―なぜこのサイトがすごいのか?
第1章 ユーチューブ誕生の秘密―「燃える三人組」はどのようにしてできたか
第2章 短いのにはわけがある―想像力を刺激するデジタル芸術の宇宙
第3章 テレビ局消滅?―その「儲けの仕組み」は危機にさらされる
第4章 ユーチューブは本当に「悪者」なのか?―著作権問題が雌雄を決する
第5章 ユーチューブは「社会革命」の旗手である―無限のカルチャーが乱れ咲く大地
第6章 世界の変化はユーチューブに凝縮されている―文明の再逆転?
第7章 新時代の主役はだれなのか?―ウェブ2.0時代を読み解く新テクノロジー論
第8章 ユーチューブに透けて見える未来地図―ところで、日本はどうなる?
補論 ユーチューブの近況と課題
著者等紹介
室田泰弘[ムロタヤスヒロ]
1942年東京都生まれ。東京大学工学部卒業。エネルギー・環境問題からIT革新論、経済予測まで幅広い守備範囲を持つ。シミュレーション・プログラムを書くことで、地域から世界経済にいたる将来予測に長年携わり、90年代初頭のバブル経済崩壊を予測したことで著名な存在。大学教員、シンクタンク研究員などを経て、1989年湘南エコノメトリクスを創立。現在同社代表。予測シミュレーション・ソフト「エコノメイト」の共同開発者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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