出版社内容情報
外国人投資家の日本の株式市場でのシェアとその影響は甚大である。欧米の機関投資家は日本市場をどのように見、どのように行動しているのだろうかを示している。
内容説明
日本市場を揺り動かす欧米投資家の実像。日本株売買の半分のシェアを占める外国人投資家の行動から日本企業の株式保有構造の変化、「日本的経営」の変革までを実証的に分析。
目次
第１章 強まる外国人投資家の影響力
第２章 日米の株価動向と外国人投資家
第３章 アメリカの機関投資家と日本株の株価形成
第４章 アメリカの４０１（ｋ）とミューチュアル・ファンドの対日株式投資
第５章 欧州系機関投資家の日本株投資
第６章 ロンドンの日本株取引と不良債権処理問題
第７章 株式相互持合いの解消と日本版４０１（ｋ）の始動
第８章 外国人株主の増加とＲＯＥ経営への移行―含み経営からＲＯＥ経営へ
第９章 結論―金融不安定性と高失業
著者等紹介
代田純［シロタジュン］
１９５７年横浜に生まれる。１９８０年中央大学経済学部卒業。１９８３年同大学院経済学研究科博士前期課程修了、同博士後期課程を経て、１９８７年（株）勧業角丸経済研究所研究員。１９９１年（財）日本証券経済研究所研究員。１９９３年ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス客員研究員。１９９４年立命館大学国際関係学部助教授。１９９７年博士（商学）（大阪市立大学）。ミュンヘン大学日本センター客員教授。２０００年立命館大学国際関係学部教授。現在、駒沢大学経済学部教授、（財）日本証券経済研究所客員研究員
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