内容説明
本書は一般読者を対象としてコーポレート・ガバナンスを平易に解説し、市場型ガバナンスの先達とも言うべき米国年金基金のコーポレート・ガバナンス活動を具体的に述べたものである。
目次
第1部 コーポレート・ガバナンス(企業とコーポレート・ガバナンス;エンロン問題以降の米国における変革;わが国と米国におけるコーポレート・ガバナンスの相違)
第2部 米国年金基金とコーポレート・ガバナンス(米国年金基金の現状とコーポレート・ガバナンス活動;背景と経緯、および現状;コーポレート・ガバナンス活動の具体的手法;コーポレート・ガバナンス活動の効果をめぐる議論;海外企業に対するコーポレート・ガバナンス活動 ほか)
著者等紹介
藤井康弘[フジイヤスヒロ]
1983年京都大学法学部卒、旧厚生省入省。同省保険局、社会保険庁企画・年金管理課等を経て、2000年4月より2003年7月まで日本貿易振興会(ジェトロ)ニューヨークセンター年金福祉部長として年金の資産運用に関する調査研究に従事。その間『企業年金』誌(厚生年金基金連合会)に米国年金基金の資産運用事情に関するレポートを隔月連載。現在、環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室長
鈴木誠[スズキマコト]
1988年東北大学理学部卒。早稲田大学大学院商学研究科博士(後期)課程中退。88年大和証券入社、同年大和証券経済研究所(現大和総研)投資研究部に出向後、転籍。92年より米国法人Daiwa Securities Trust Global Portfolio Reserch、年金運用コンサルティング部等を経て、2000年5月より大和総研アメリカにて広く資本市場に関する調査・研究業務に従事する。日本証券アナリスト協会検定会員
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感想・レビュー
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- 和書
- タクシー 角川文庫