プライベートバンキング戦略―ターゲットはグローバル富裕層ファミリー

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  • サイズ B6判/ページ数 300p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492654545
  • NDC分類 338.8
  • Cコード C3033

出版社内容情報

リーマンショック以降、富裕層向けのプライベートバンキング・サービスは大きく様変わり。日本流のサービスはどうあるべきかを提示

世界第2位・188兆円の富裕層マーケットを攻略せよ!富裕層やプライべートバンカーへのアンケートやインタビューに基づいた実践的アプローチを紹介。
 野村総合研究所(以下、NRI)では、2007年12月に『富裕層ファミリー』を出版し、当時の日本の富裕層の実態と富裕層の家族全体に焦点をあてたPBビジネスのあり方を示した。
前著と比較して、本書は次の4点を充実させた。
第1に、2000年代後半以降の富裕層の金融サービスに関する意識や行動の時系列変化を捉えることに力を入れた。特にこの間に発生した金融危機と東日本大震災に関して、富裕層およびPBビジネスへの影響を明らかにした。NRIが2007年から継続して実施している「富裕層アンケート調査」や「富裕層インタビュー調査」の分析に基づき、富裕層の資産の管理・運用の考え方、資産継承の実態、金融機関のイメージや満足度など、PBサービスに関わる富裕層の意識や行動の変化を幅広く捉えた。
第2に、富裕層のニーズや行動の変化を浮き彫りにするだけでなく、金融機関にとってのPBビジネスのあり方を体系的に論じた。そのために、2007年と同様、国内でPBビジネスを展開する主要13社(行)の協力を得て、プライベートバンカー32名に対するインタビューを行った。この調査から、日本の富裕層の意識やPBビジネスの変化と、富裕層が求めるPBサービスに関して、数多くの示唆をいただいた。
第3に、1990年代以降のPBビジネスの歴史を振り返り、PBビジネスの今後の方向性を示した。日本のPBビジネスは、欧米のPBビジネスほど長い歴史はないが、約20年にわたる紆余曲折を経て現在に至っている。2000年前後に起きたシティバンクのPBブームや2005年から2007年までのようなPBビジネスの拡大期もあれば、逆に停滞した時期もあった。また、金融規制の緩和によって国内の主要金融機関がこのビジネスに参入し、金融グループ化の進展でプライベートバンキング戦略の選択肢が増えた。この歴史を検証することで、各金融機関の今の立ち位置を明らかにした。この分野で10年以上のキャリアを持つ金融機関の幹部と議論を重ね、PBビジネスの将来を展望した。その一部は、終章の「プライベートバンキング戦略の要諦」に対談としてまとめている。
第4に、メガバンク、信託銀行、証券会社、外資系金融機関などの主に業態や資本構成によるPBビジネスの特徴を捉えるだけでなく、金融グループとしての取り組みにも焦点をあてた。もちろん今でもなお、業態や資本構成の違いによってPBビジネスにおける強みや弱みは異なるが、これらを統合して一段高い目線でPBビジネスを確立しようという動きが本格化したことが、この5年間の大きな変化であろう。
本書は金融機関の経営者、企画担当者、富裕層にサービスを提供する担当者やプライベートバンカーの方に、ぜひ読んでいただきたい。また、富裕層を対象としたあらゆるビジネスに従事される方にも参考になる点が大いにあると思っている。(「はじめに」より)

第1章 転換期を迎える日本のプライベートバンキング・ビジネス
第2章 富裕層マーケットの成熟
第3章 リーマンショックと震災のインパクト
第4章 プライベートバンキング戦略の変遷(2000年代前半まで)
第5章 プライベートバンキング戦略の変遷(2000年代後半以降)
第6章 海外に羽ばたく富裕層ファミリー
第7章 プライベートバンキング戦略の未来
終章 【対談】プライベートバンキング戦略の要諦

【著者紹介】
宮本 弘之(ミヤモト ヒロユキ)
野村総合研究所 上席コンサルタント・金融コンサルティング部長

内容説明

188兆円の富裕層マーケットをどう攻略するか!?富裕層へのアンケート・インタビューに基づいた実証的アプローチ。主要金融機関のPB部門責任者との対談を掲載。

目次

第1章 転換期を迎える日本のプライベートバンキング・ビジネス
第2章 富裕層マーケットの成熟
第3章 リーマンショックと震災のインパクト
第4章 プライベートバンキング戦略の変遷(2000年代前半まで)
第5章 プライベートバンキング戦略の発展(2000年代後半以降)
第6章 海外に羽ばたく富裕層ファミリー
第7章 プライベートバンキング戦略の未来
終章 対談 プライベートバンキング戦略の要諦

著者等紹介

宮本弘之[ミヤモトヒロユキ]
1965年生まれ。1990年、東京工業大学大学院理工学研究科(経営工学専攻)修了後、野村総合研究所入社。現在、金融コンサルティング部長、上席コンサルタント、専門は、金融機関の経営戦略立案、チャネル戦略・マーケティング戦略の立案と実行支援、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)、コールセンター戦略、営業改革など。主に、銀行、証券会社、生命保険会社、損害保険会社の経営コンサルティング業務に従事している

米村敏康[ヨネムラトシヤス]
1978年生まれ。2004年、東京工業大学大学院理工学研究科(機械制御システム専攻)修了後、野村総合研究所入社。現在、金融コンサルティング部主任コンサルタント。専門は、金融機関の事業戦略立案やチャネル戦略・マーケティング戦略・人材戦略の立案と実行支援、営業改革・業務改革、データベースマーケティング、生活者調査など。主に、銀行、証券会社、損害保険会社、生命保険会社の経営コンサルティング業務に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Jack Amano

1
これは、銀行・証券におけるプライベートバンキングビジネスにおけるビジネス戦略を、日本におけるプライベートバンキングビジネスの歴史なども含め、ビジネス戦略としてのプライベート・バンキングビジネスの在り方について議論している。プライベートバンキングでは、どのような投資戦略やアドバイスが行われているのかを知りたい人には不向き。2018/08/17

メルセ・ひすい

1
野村総研の独善か? 「欧米流?ではありません」 P.Bサービス解説。日本人自身は認識が希薄だが、HNWI(富裕層)資産8000万円以上人口は米国の307万人に次ぐ182万人で、三位のドイツ以下を大きく引き離している。人口対比でもスイスに次ぐ世界2位。 ①2000年代後半以降の富裕層金融サービスとは… ②…そのあり方とは…③1990年代以降の歴史と方向性④メガバンク、信託銀、証券会社、外資系金融機関などの特徴と取り組み この書の特徴は金融機関経営者、企画担当者、富裕層担当の閲覧にも耐えられる内容とか?   2013/04/29

はな

0
日本でのプライベートバンキングビジネスの発展と今後の戦略につて、実務家や顧客のコメントを交えながら解説した本。運用特化型PB、総資産管理型PB、事業支援型PBといった「PBビジネス」の捉え方を分類してあり論旨は明快だ。リテールビジネスも法人も投資銀行ビジネスも経験した上で総合的なサービスを提供するのがPBビジネスである、という考え方には賛同する。今後のPBビジネスの展開を占う上で羅針盤となりうる本だと感じた。2013/05/04

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