出版社内容情報
この10年で目覚しい進展を見せている金融工学。その最先端の理論を紹介するとともに、実務に応用され成果を上げている事例や手法を解説する。
内容説明
この10年で目覚ましい進展を見せている金融工学。最先端の研究理論を紹介するとともに、実務に応用され成果を上げている事例やその手法を解説。
目次
第1部 金融商品の個別理論(株式リターンの理論―予測できるのかできないのか;金利の期間構造―債券価格はどう決まる;クレジットデリバティブ;ハイブリッドファイナンスの数理;資産価格の基礎理論)
第2部 金融工学の応用(株式投資スタイル―やっぱりスタイルは大事;マーケットマイクロストラクチャー―情報と戦略のゲーム;長期投資のアセットアロケーション;パーソナルファイナンス―個人投資家のための新しい知見;保険数理・年金数理―最も古い金融工学;リスク尺度の理論―VaRを超えて)
著者等紹介
大庭昭彦[オオバアキヒコ]
野村證券金融工学研究センター主任研究員・デリバティブス/エグゼキューションリサーチグループリーダー。アクサ・ローゼンバーグ証券投信投資顧問株式会社・社外取締役。日本証券アナリスト協会検定会員。1989年東京大学工学部計数工学科卒業。1991年東京大学大学院計数工学専攻修士課程修了、同年野村総合研究所入社。Nomura Rosenberg I.T.I(サンフランシスコ)などを経て1998年に野村證券金融経済研究所に転籍し、現在に至る。主な論文に、「親子上場と日本株ベンチマークの考え方」(『証券アナリストジャーナル』2000年、証券アナリストジャーナル賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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