出版社内容情報
企業の財務戦略企業価値に与える影響について、自社株買い、財務リスク管理、資産証券化などさまざまなテーマから検討。財務政策の新たな動きを考察する。
内容説明
本書では、これまで企業財務の本ではあまり扱われてこなかった、資産証券化など金融技術革新の進展、企業年金やストック・オプションといったヒトの側面、リアル・オプション・アプローチを用いた製品市場と財務の関係などについて検討することで、企業価値を高める財務戦略は何かを明らかにしている。
目次
第1部 企業の財務構造と利益分配(資本構成;転換社債・転換証券の役割;配当政策;自己株式取得)
第2部 金融技術革新と企業財務(財務リスク管理;資産証券化)
第3部 従業員と企業財務(企業年金;ストック・オプション)
第4部 製品市場と企業財務(製品市場競争と財務構造;企業の戦略的投資行動)
著者等紹介
花枝英樹[ハナエダヒデキ]
1947年東京都に生まれる。1970年一橋大学商学部卒業。1976年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。現在、一橋大学大学院商学研究科教授
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