金融機関の時価会計―背景・役割・影響

金融機関の時価会計―背景・役割・影響

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  • サイズ A5判/ページ数 357p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492601020
  • NDC分類 338.5
  • Cコード C3034

出版社内容情報

時価会計の金融機関への影響を中心に、現在金融機関が直面する会計問題を多面的に検討。デリバティブや不良債権などを会計の立場から具体的に分析した関係者待望の書。

内容説明

「時価重視」をはじめとする環境・制度の変化は会計処理とディスクロージャーをどう動かすのか。金融機関の時価会計を多面的に検討。

目次

金融機関における時価評価の論点
第1部 金融制度における時価評価(金融機関をめぐる規制緩和と会計システム;モニタリングとガバナンスのためのメインバンク・システム;時価主義的装置としての担保主義)
第2部 会計制度における時価評価(販売用不動産等に対する「時価評価」とその影響;持ち合い株式に対する時価評価問題;債務保証および保証類似行為にかんする会計問題)
第3部 金融機関時価評価の会計的特性(金融機関の不良債権についての分類基準と貸倒引当金;有価証券の「評価損益」にかんする論理構造;わが国金融機関における時価評価導入の会計的意義と課題;金融機関における時価評価の特徴

著者等紹介

星野一郎[ホシノイチロウ]
1956年広島県本郷町にて出生。1991年中央大学大学院商学研究科博士課程後期課程満期退学。1992年信州大学経済学部講師、助教授、教授を経て、2000年広島大学大学院社会科学研究科マネジメント専攻教授(現在に至る)。1998年博士(会計学)の学位取得
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