AI倫理―原理、挑戦、そしてチャンス

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  • サイズ 46判/ページ数 528p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492558669
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C3034

出版社内容情報

「社会善としてのAI」とは何か

米イェール大学デジタル倫理センター教授の世界的権威が、
AIと共存するための社会構想と行動基準を提示する。


これまでAIを含むデジタル技術に関する経営者の関心は、それらをいかに活用して利益を最大化し、ビジネスを成長させるかにありました。人材や組織をどう見なおし、変革を定着させるかも重要なテーマでした。しかし、日々高度化するAIは、私たちにより本質的な問いを投げかけています。
「AIは人間の価値観や社会の秩序をどのように変えていくのか?」
「企業は、変化する社会においてどのような役割を果たしていくべきか?」
「人間とAIの共生において、人間らしさとは何か、そしてそれをどう守るのか?」
「急速に進歩する技術に対して、私たちはどのような原則をもって対処すべきか?」
こうした問いに向き合うことが、いまや不可欠になっています。
私自身、AI導入やデジタル変革を進めるなかで、AIガバナンスやデジタルレギュレーションに関する判断軸の必要性を痛感してきました。AIの回答の透明性や説明責任、アルゴリズムのバイアス、個人情報の扱い、そして社会や環境への長期的影響――これらは技術や経済の視点だけでは十分ではありません。「人間とAIの関係」における、哲学的な視点が不可欠なのです。(「訳者まえがき」より)





【目次】

第Ⅰ部 AIを理解する
第1章 過去――AIの誕生
第2章 現在――知能ではなく、新しい形のエージェンシーとしてのAI
第3章 未来――AIの予想される発展
第Ⅱ部 AIを評価する
第4章 AIの倫理原則の統一的な枠組み
第5章 原則から実践へ――非倫理的であることのリスク
第6章 ソフト倫理とAIガバナンス
第7章 アルゴリズム倫理のマッピング
第8章 悪しき実践――AIの社会的悪用
第9章 グッドプラクティス――社会善のための適切なAI利用
第10章 よいAI社会を実現するために――いくつかの提言
第11章 ギャンビット――気候変動へのAIインパクト
第12章 AIと国際連合の持続可能な開発目標
第13章 結論 グリーンとブルー

内容説明

「社会善としてのAI」とは何か。デジタル倫理・情報哲学の世界的権威が、AIと共存するための社会構想と行動基準を提示する。

目次

第1部 AIを理解する(過去―AIの誕生;現在―知能ではなく、新しい形のエージェンシーとしてのAI;未来―AIの予想される発展)
第2部 AIを評価する(AIの倫理原則の統一的な枠組み;原則から実践へ―非倫理的であることのリスク;ソフト倫理とAIガバナンス;アルゴリズム倫理のマッピング;悪しき実践―AIの社会的悪用;グッドプラクティス―社会善のための適切なAI利用;よいAI社会を実現するために―いくつかの提言;ギャンビット―気候変動へのAIインパクト;AIと国際連合の持続可能な開発目標;結論―グリーンとブルー)

著者等紹介

フロリディ,ルチアーノ[フロリディ,ルチアーノ] [Floridi,Luciano]
イェール大学デジタル倫理センター教授。専門は、デジタル倫理、AI倫理、情報哲学。オックスフォード大学教授などを経て現職。これまでに300本以上の論文を発表しており、数多くの国で翻訳されている。デジタル技術がもたらす社会的・倫理的影響についての政策的な取り組みにも深く関与し、ヨーロッパ委員会、ドイツ倫理評議会、イギリス上院や内閣府などの政府機関、および多くの世界的企業と協働している

藤本一勇[フジモトカズイサ]
早稲田大学文学学術院文化構想学部表象・メディア論系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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AppleSugar

3
本屋に行くと、こういう今読むべき本と出合えるから良い。 技術としてのAIではなく、受容し利活用する社会の立場としてのAIについて、網羅的に論じている。特に良いなと思ったのが、AIに求められる倫理と、いわゆる(情報工学的なそれではなく、レコメンデーションのようなデータドリブンの)アルゴリズムに求められる倫理を別で分けているところ。わかっているなと。 またAIを利用した犯罪と責任についても明確なガイドラインを示していて参考になった。 わからない部分をClaudeに聞きながら読み進めたのも良かったなと。2026/08/16

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