コンサルティングの極意―論理や分析を超える「10の力」

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コンサルティングの極意―論理や分析を超える「10の力」

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492557600
  • NDC分類 336.83
  • Cコード C3034

出版社内容情報

顧客から、上司から、部下から「相談される」プロフェッショナルになるための教科書。聞く力、先見力、突破力などの極意を伝授する。

顧客から、上司から、部下から「相談される」プロになるための教科書。
戦略コンサルティングファームのトップがプロフェッショナルが身につけるべき「10の力」について伝授する。

聞く力:相談されることから仕事は始まる
先見力:常にクライアントの利益を第一に考える
献身力:正しい方向にクライアントを導けるか
突破力:自分の限界を超えるまで考えて考え抜く
巻き込み力:志とコミュニケーションで人を動かす
共創力:共にプロジェクトを創っていく
好奇心:常に新しいことを学び続ける
歴史観:歴史ぬきにブランドは語れない
忘れる力:ストレスは上手にコントロールする
恋愛力:個人と個人で惹かれ合う関係を築けるか

常に「最初に相談される人」であれ。
ロジカルであるだけでなくクリエイティブであれ。
ストレスは上手にコントロールせよ。

論理や分析に長けていることも大事だが、問題解決させすればクライアントから信頼されるわけではない。
大事な恋人との未来を考えるのと同じように、クライアントとの未来を考え、大きなビジョンを実現させるために解決すべき課題を見つけることができるか。
若手のコンサルタントはもちろんのこと、顧客や上司、部下という「クライアント」に助言をする立場のビジネスパーソンすべてが身につけるべき極意がここにある。

クライアントから信頼が得られれば、「コンペなし」で選ばれる関係になれる。

第1章 聞く力~相談されることから仕事は始まる
・コンサルタントとは何か
・聞く力のベースとなるのは語彙力
・質問するには下調べが必要

第2章 献身力~常にクライアントの利益を第一に考える
・クライアントとは何か
・常に「最初に相談される人」であれ
・トップ同士をつなぐ

第3章 先見力~正しい方向にクライアントを導けるか
・なぜ先見力が必要なのか
・先見力を身につけるトレーニング
・失敗を予測する

第4章 突破力~自分の限界を超えるまで考えて考え抜く
・限界を超えたところに生まれるセレンディピティ
・1ヵ月で200本の企画を考える
・徹夜明けに出てきたアイデア
 
第5章 巻き込み力~志とコミュニケーション力で人を動かす
・紙に書いた言葉だけで人は動かない
・巻き込むためには、ドラマもつくる
・証券会社の経営者に学んだ巻き込み力

第6章 共創力~共にプロジェクトを創っていく
・共同作業、他流試合で化学反応を起こす
・ピラミッド・プリンシパルを上手に使う
・機械メーカーでの新規事業推進プロジェクト

第7章 好奇心~常に新しいことを学び続ける
・相手がどういう人か、好奇心を持つ
・銀座のママが教えてくれた好奇心の保ち方
・学び方を学び続ける

第8章 歴史観~歴史ぬきにブランドは語れない
・日本の自動車メーカーは真のプレミアムブランドを構築できるか
・レースの歴史は自動車発展の歴史だった
・諸外国の歴史と、自国の歴史を知る

第9章 忘れる力~ストレスは上手にコントロールする
・眠れなくなるのは危険信号
・眠ることで、どうでもいいことは忘れる
・うまくいかないときは「天の思し召し」と思う

第10章 恋愛力~個人と個人で惹かれ合う関係を築けるか
・自分を売り込まないほうが愛を育める
・お互いの距離の測り方
・コンペなしで選ばれる関係になる


Column コンサルティングの歴史を振り返り、未来を考える 

【著者紹介】
岸田 雅裕(キシダ マサヒロ)
A.T. カーニー  日本代表
1961年愛媛県松山市生まれ。東京大学経済学部経営学科卒業。ニューヨーク大学スターンスクールMBA。パルコ、日本総合研究所、ブーズ・アレン・アンド・ハミルトン、ローランド・ベルガー、ブーズ・アンド・カンパニーを経て、2014年より現職。80年代中盤はパルコのイベント・プロデューサー、80年代後半から90年代前半は新規事業企画部門で当時インターコンチネンタルホテルを擁していたセゾングループの海外都市再開発プロジェクトを担当。コンサルタントに転じてからは、マーケティング、特にブランドマネジメントについて、消費財メーカーや小売業にとどまらず、自動車メーカーや金融機関などに対する豊富なプロジェクト経験を有する。新商品開発の効果を高めるプロセス、組織についてのプロジェクト経験も多い。著書に『マーケティングマインドのみがき方』(東洋経済新報社)がある。

内容説明

顧客から、上司から、部下から『相談される』プロの教科書。「クライアント」からコンペなしで選ばれる関係になる。戦略コンサルティングファームのトップが伝授する仕事と学びの作法。

目次

第1章 聞く力―相談されることから仕事は始まる
第2章 献身力―常にクライアントの利益を第一に考える
第3章 先見力―正しい方向にクライアントを導けるか
第4章 突破力―自分の限界を超えるまで考えて考え抜く
第5章 巻き込み力―志とコミュニケーション力で人を動かす
第6章 共創力―共にプロジェクトを創っていく
第7章 好奇心―常に新しいことを学び続ける
第8章 歴史観―歴史ぬきにブランドは語れない
第9章 忘れる力―ストレスは上手にコントロールする
第10章 恋愛力―個人と個人で惹かれ合う関係を築けるか

著者等紹介

岸田雅裕[キシダマサヒロ]
A.T.カーニー日本代表。1961年愛媛県松山市生まれ。東京大学経済学部経営学科卒業。ニューヨーク大学スターンスクールMBA。パルコ、日本総合研究所、ブーズ・アレン・アンド・ハミルトン、ローランド・ベルガー、ブーズ・アンド・カンパニーを経て、2014年より現職。80年代中盤はパルコのイベント・プロデューサー、80年代後半から90年代前半は新規事業企画部門で当時インターコンチネンタルホテルを擁していたセゾングループの海外都市再開発プロジェクトを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ショア

29
小手先のコンサルHowtoではなく自己鍛錬や心持ち 顧客やプロジェクトとの向き合い方などコンサルのあるべき姿を客観的でも熱量をもって説いている。情報と知識は陳腐化するので学び方を学び続けクリエイティブであり続けることが存在意義。変化に対応する力と決めたことをやり切る力。ストレスを受け流す忘れる力と自分にコントロールできない事を割り切る力。家族と自分の時間を大切にする。次の集中できる行動で脳を上書きする。靴磨きとバイク。2024/06/16

しばにゃん

3
「私もそう思っていた」とクライアント側が発言してくれるようになるのが理想的。クライアントの側に、コンサル側からの提案に対する当事者意識が芽生えていると言えるから。聞く力を高め、より良い顧客関係が築けるようになりたい。2023/06/11

もち

2
深い。コンサルティングに必要な要素、心構えを体系的に知れる。長くコンサルとして活動されてきた人達の極意にふれられる。コンサルティングを洗濯板に例えた表現は膝を打つ感覚があった。相手への興味と新たな知識への探究心、学び続けること、常に意識したいと感じた一冊。2022/10/31

モッタ

2
聞く力、献身力、先見力、突破力、巻き込み力、共創力、好奇心、歴史観、忘れる力、恋愛力。2017/01/02

のぞみ

2
ATKの人は本に纏めるのがとてもうまいなぁと。 いざという時のための準備しているのがプロ。2016/11/01

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