外資系コンサルタントの企画力―「考えるスイッチ」であなたの思い込みを覆す

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外資系コンサルタントの企画力―「考えるスイッチ」であなたの思い込みを覆す

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492557488
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C3034

出版社内容情報

世界的エクセレントカンパニーであるIBMのグローバル戦略をつくった唯一の日本人が「アイデアスイッチ」の入れ方を教えます。

世界的エクセレントカンパニーで
グローバル標準のマーケティング戦略を開発した
伝説の日本人が教える企画メソッド

本書は企画のコツを紹介している。
今までとちょっと視点を変えるだけで、新たな価値が生まれることを教えてくれる1冊。
企画を考える、企画書をまとめる、あるいは、企画を説明し納得を得るという様々な局面で、苦労しているときに、興味のあるところから読んで欲しい。

「すぐ了承されるアイディアは、古くて使いものにならない」
「『別にやらなくてもいいじゃないか』が新発想を引き出す」
「正しい戦略は、正しく弱点をもつ」
「その企画内容は『お昼の話題』になり得るか」
「企画フォーマットは、まずは無視せよ、抵抗せよ」
「『アドバイスください』は世界共通のマジックワード」
「よいメッセージには必ず『反対者』がいる」

など企画をしようとしている人間を勇気づける記述が満載。
こうした記述を読み進めると、企画を実現するということの本質が見えてくる。
企画の整理学としても読める1冊。

第1章 【焦燥編】企画とはそもそも何なのか
第2章 【妄想編】「常識のフェンス」から脳を解放しよう
第3章 【発想編】頭の中にぼんやりと仕切りをつくってみよう
第4章 【構想編】発想をビジネスに変えていこう
第5章 【実現シナリオ編】 組織の底辺にある感情を武器としよう
第6章 【企画書とりまとめ編】 議論の触媒を準備し決断を求める
第7章 【説明準備編】「説明」を設計してみよう
第8章 【説明編】すべては正しく企画を理解してもらうために

【著者紹介】
金巻 龍一(カネマキ リュウイチ)
GCAサヴィアン マネージングディレクター、元日本IBM常務執行役員
1984年早稲田大学理工学部卒業、1986年同大学大学院修士課程修了。その後、日本ビクター入社。アクセンチュアを経て、PwCコンサルティングへ。IBMによるPwCコンサルティング買収に際しPwCコンサルティングの日本オフィス側の統合リーダーを経験。日本IBMでは、10年にわたって「戦略コンサルティンググループ」を統括。IBMのグローバル標準マーケティングプロセス「BVAモデル」の発案・開発者。専門は、成長戦略、新事業戦略、グローバル化戦略、マーケティング戦略、ポストマージャーインテグレーション(PMI)。
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授、ユニバーサル コミュニケーション デザイン協会(UCDA)理事、日経ビジネスオンラインコラムニスト。
著書に『企業統合』(共著、日経BP社)、『カリスマが消えた夏』(共著、日経BP社)がある。『Smarter Planetへの挑戦』(講談社)の監修も務めた。

内容説明

本書は企画のコツを紹介している。コツを数えてみると、アイディアを練ることよりも、周囲を説得する局面でのコツが多い。企画というとアイディアの素晴らしさが決め手と思える。しかし、企画が斬新であればあるほど、組織を動かす、つまり説得し協力を得るのが重要であり、難しい。

目次

第1章 焦燥編―企画とはそもそも何なのか
第2章 妄想編―「常識のフェンス」から脳を解放しよう
第3章 発想編―頭の中にぼんやりと仕切りをつくってみよう
第4章 構想編―発想をビジネスに変えていこう
第5章 実現シナリオ編―組織の底辺にある感情を武器としよう
第6章 企画書とりまとめ編―議論の触媒を準備し決断を求める
第7章 説明準備編―「説明」を設計してみよう
第8章 説明編―すべては正しく企画を理解してもらうために

著者等紹介

金巻龍一[カネマキリュウイチ]
GCAサヴィアンマネージングディレクター。元日本IBM常務執行役員。1984年早稲田大学理工学部卒業、1986年同大学大学院修士課程修了。その後、日本ビクター入社。アクセンチュアを経て、PwCコンサルティングへ。IBMによるPwCコンサルティング買収に際しPwCコンサルティングの日本オフィス側の統合リーダーを経験。日本IBMでは、10年にわたって「戦略コンサルティンググループ」を統括。IBMのグローバル標準マーケティングプロセス「BVAモデル」の開発者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

26
新しい発想とは、今までの常識からすると非現実的な危うさを含んでいる。すぐに了承されるようなアイデアは、古くて使いものにならない。企画や戦略立案において、あるべき姿にとらわれていると、新しい発想にたどり着くのは難しい。過去の成功体験の中で培われてきた常識が存在し、それを基準にした自社の強みを活かそうとすればするほど、既存の事業と大差のない企画しか生まれない。お決まりの「顧客の声」「あるべき姿」を追求せず、自社の商品や新しい技術、新しい能力をもった人材を活用して何か面白い事ができないかなと妄想してみることだ。2019/05/27

こうじ

4
これは良書。素晴らしい一冊。我が意を得たりと言いたいところだけど、著者は何歩も上にも前にも行っていると感じた。自分自身が外資系企業でずっと働いているので、書名に「外資系」と書いてあると、たいてい胡散臭いところを探してしまうんだけども、この本は外資系企業や欧米人に対する妄想も、あっさりと潰してくれている。手もとにおいて、時々読み直して、自分の反省に使いたい本です。おすすめ!2019/08/28

☆ツイテル☆

3
フライヤー2021/12/06

ハローサン

3
とにかく参考になった。面白い!コンサルタントというからには、ロジカルでフレームワークとかに整理された内容かと思いきや、内容は現場感溢れる、まさに企画の最前線の臨場感を感じられるものだった。企画という仕事のやりがいや難しさ、それを乗り越えるコツが本全体に数多く散りばめられていてる。「そうそう、そうなんだよなぁ」という自分が抱いていたモヤモヤ感の原因に共感したり、これから企画する上で心がけたい多くのポイントがある。日々実践しながらまた要所要所で読み返したい本だ。2020/03/22

かわチラ

3
タイトルは最近よくある「〜系」ノウハウ本のようだが、中身はかなり骨太。社内、社外に対し何らかの発信をし、それによって人を動かす必要があるときに有効な考え方やフレームワークが充実。「いかに思考するか」に真摯に取り組んだ良書だと思う。2015/04/16

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