不動産は「物語力」で再生する

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不動産は「物語力」で再生する

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492557006
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C3034

内容説明

不良債権のホテルを『ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012』で紹介される優良ホテルに。荒れ果てた南禅寺界隈の名庭を再生、クリスティーズを通して世界的企業の創業者に売却。土地のメッセージを読み解く。「不良債権」を宝石に変える。

目次

第1章 インタビュー・不動産再生の物語は寂れてしまった名園から―屈指の名園「何有荘」で、世界的評価を集める
第2章 不動産は「物語力」で再生する―「不良債権」を宝石に変える
第3章 私自身の人生を再生する―「再生」が私のキーワードになった理由
第4章 人生は「物語力」で再生する―再生の物語はどうやって紡ぐのか
第5章 壊れかけたビジネスを再生させる―経営は常に、危機と隣り合わせ
第6章 経営の本質とは―「物語力」を最大化させる10の法則
第7章 インタビュー・日本の明日のために―グローバル時代の競争力を身につけるには

著者等紹介

川井徳子[カワイノリコ]
不動産業、運送業、観光業など5つの会社を束ねるノブレスグループの代表。1958年奈良県生まれ。立命館大学卒業(西洋史専攻)。学生時代より阿部謹也氏に傾倒。常に事象の奥底や裏側にあることを知ろうとすることを学ぶ。「ホテルアジール」は、阿部史学の影響による命名である。大阪21世紀協会が主宰する21世紀塾にて米山俊直氏に師事。その後、日置弘一郎氏(京都大学大学院経済学研究科教授)と中牧弘允氏(国立民族学博物館民族文化研究部教授)が主宰する国立民族学博物館における経営人類学の共同研究へ参加し、討論に加わる。何有荘の事業展開は、日置氏の指導によるところが大きい。97年に父親の会社を引き継ぎ、数々の困難を乗り越えながら、多くの不良債権物件を「物語力」で甦らせた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tetsuharu Hanazaki

7
京都南禅寺界隈にある何有荘の話が面白い一冊。 2006年に約26億円で落札し、クリスティーズのオークションに日本の不動産としてはじめて出品。 日本庭園の維持は大変で、最初の年に2億円、その語も修復や庭園管理で数千万円がかかる。 それくらいの維持費が苦にならない人というと日本では1000人もいない。 そして、何有荘は80億で売りに出され、オラクル社CEOラリー・エリソンが購入しました。 村上春樹や明恵上人なども登場して、面白い一冊でした。2021/03/21

山のトンネル

4
ひとりの女性実業家のエッセイとしても、日本のお庭やホテルの魅力を知る本としても、ビジネス書としても読める2022/08/31

ハザマー

1
京都、奈良の再生ビジネスセンス、素晴らしい仕事術ですね。2023/06/29

雅人上田

0
競売物件を再生する著者。その背景には、ご自身の人生が病気や離婚、家族トラブルから再生したところに原動力があるのかも。 再生している物件は、大量生産された箱物ではなく、そこに物語を紡ぐ手法。マンションよりは戸建、商店街などで活かせるのかな?

Taj

0
2012/09/11

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