目次
第1部 天国からのプレゼント―敗者復活(K社長が命に代えて守りたかったもの―老舗ビジネスホテルを再生に導いた天国からのメッセージ;「経済合理性」よりも大切なものは何か―全国初の旅館再生ファンドで蘇った落合楼;建物ではなくそこで営まれてきた人生を―製造業の再生で「工場」をどう見るか ほか)
第2部 不合理な反対―弁護士としての正義とは(四面楚歌、頼みの綱さえ切れかけて…―一度はすべての銀行から見放された製氷会社の蘇生;不可解な基準なんて要らない―求められるのは債権者と債務者双方の譲歩と調和;まず求められるべきは「回収」より「再生」―品性なき回収に苦しめられた老舗メーカー ほか)
第3部 共に目指す先には―義と情と慈悲(情と利と社会正義の共有―会社再建を実現させる要素とは何か;遅れし企業を見捨てずに―関係者の善意のスクラムで建設関連会社を生き返らせる;空から吹いたフォローの風―あきらめない誠実な対応が修羅場から脱出させる)
著者等紹介
村松謙一[ムラマツケンイチ]
弁護士。1954年静岡県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。1983年東京弁護士会登録、清水直法律事務所入所。1990年村松謙一法律事務所開設。2000年光麗法律事務所に改名。2003年東京弁護士会到産法部部長。法務省「倒産犯罪研究会」講師、参議院「財政金融委員会」参考人、全国倒産処理弁護士ネットワーク講師等を務め、2007年と2009年にNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」出演が大きな反響を呼ぶ。講演等多数。関わった主な「再建型」の法的事件に、鈴屋、カネテツデリカフーズ、長崎屋、佐藤工業、多田建設、月光荘、石岡カントリー倶楽部、落合楼、東京佐川急便などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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