内容説明
ついに日本「逆上陸」!アメリカを「震撼」させ、世界を「驚嘆」させたトヨタ最高級車プロジェクトの全貌。米『ビジネスウィーク』記者が描いた、「日本人の知らない日本車」レクサス15年の軌跡。
目次
第1章 豊田ウェイ
第2章 ボボズを探せ
第3章 機械仕掛けの神
第4章 田原から世界へ!
第5章 レクサス契約
第6章 禅とメンテナンスの極意
第7章 何かが道をやってくる
第8章 レクサスの国
著者等紹介
ドーソン,チェスター[ドーソン,チェスター][Dawson 3,Chester C.]
『ビジネスウィーク』ニューヨーク本社編集者。同誌に自動車産業関連の記事を多く執筆している。記者として10年間東京に暮らした経験があり、その間『ビジネスウィーク』のほか、『ファーイースタン・エコノミックレビュー』、AP通信、ブルームバーグ・ニュースなどで「失われた10年」と呼ばれた時代の日本産業界の動向をレポートした。1992年オハイオ大学で学士号取得(3学年次に上智大学へ留学)、93年ハーバード大学で修士号取得
鬼沢忍[オニザワシノブ]
1963年生まれ。成城大学経済学部経営学科卒業。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了
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感想・レビュー
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Ted
3
'05年6月刊。○高級車レクサスの誕生から現在までを知日派の米国人ジャーナリストが纏めたレポート。関係者への広範なインタヴューや北米市場における日本車の歴史など、細部にも心を配った労作。従来のトヨタ本と違いアメリカ人という外からの視点で俯瞰している点が面白い。映画『Back to the future』のラスト、マーティーがガレージを開けると黒のピックアップトラックにTOYOTAのロゴ・・・今でも印象深く残っているが、これがアメリカ人のトヨタのイメージを如実に反映するシーンだったことを本書で初めて知った。2017/03/08
(まだない)
0
(2005/12読了)2005/12/31
レンズマン
0
アメリカではレクサスの名前を子供に付けるほど評判が高いのにびっくり。日本だとどうしてもトヨタ車にマークを付け替えただけというイメージが強い。2009/08/21
巽霞月
0
車のことはさっぱりなのでレクサスの機構的な部分はわからなかった。けれども、一つのブランドがブランドとして定着するまでの軌跡は面白かった。ビジネス書ではないがビジネス書の入門として読んでも役に立つかもしれぬ。2019/04/21