マーケティング１０の大罪

コトラー，フィリップ【著】〈Ｋｏｔｌｅｒ，Ｐｈｉｌｉｐ〉/恩蔵 直人【監修】/大川 修二【訳】

東洋経済新報社（2005/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 206p／高さ 20cm
• 商品コード 9784492555293
• NDC分類 675
• Cコード C3034

内容説明

機能不全に陥ったマーケティングの諸症状に効く、世界的権威の処方箋。

目次

イントロダクション　マーケティングの現状
第１章　市場の定義が不明確で顧客主導になっていない
第２章　ターゲット顧客を十分理解していない
第３章　競合に対する認識が不足している
第４章　利害関係者との関係を適切に管理できていない
第５章　新たな機会を見出せない
第６章　マーケティング計画策定プロセスに問題がある
第７章　製品やサービスを十分に絞り込めていない
第８章　ブランド構築力やコミュニケーション能力が低い
第９章　マーケティングを効果的・効率的に推進できる組織になっていない
第１０章　テクノロジーを活用しきれていない
エピローグ　効果的なマーケティングのための十戒

著者等紹介

コトラー，フィリップ［コトラー，フィリップ］［Ｋｏｔｌｅｒ，Ｐｈｉｌｉｐ］
ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院インターナショナル・マーケティングＳ・Ｃ・ジョンソン・アンド・サン・ディスティンギッシュド・プロフェッサー。「近代マーケティングの父」とも称される。ＩＢＭ、ゼネラル・エレクトリック、バンク・オブ・アメリカ、ＡＴ＆Ｔといったリーディング企業のコンサルタントも務める

恩蔵直人［オンゾウナオト］
早稲田大学商学部教授。早稲田大学商学部卒業後、同大学大学院商学研究科を経て、１９９６年より現職。専攻はマーケティング戦略

大川修二［オオカワシュウジ］
１９６１年生まれ。１９８５年早稲田大学第一文学部（哲学専修）卒業。翻訳家。人材開発トレーナー（株式会社リクルートマネジメントソリューションズと業務委託契約）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[烟々羅]

2013年12月1日にコトラー氏による日経「わたしの履歴書」掲載開始をみて買った本の一冊。12月25日から1月上旬のどこかで読み了えたのを記録しそびれていたようだ。　会社の陥りやすい罠、経営のうえでチェックすべき点の列挙。大企業を例にしているのを読んで、きちんと自分たちのチェックポイントと受け止めて読めるひとの数は少ないだろう。ある意味マニアックな本

2014/02/05

[ロビンソン]

本当に基本的なマーケティングのことが書いてある。一見すると当然のことだが、それこそがマーケティングというものか。来期マケ論とる必要がなくなった感がある

2010/12/19

[シン]

当たり前のことを非常にわかりやすく書いており非常に読みやすかったです。

2012/05/19

[kenji]

マーケティングを学んだことがある人なら誰もが知っているコトラー。この本を読むことで日本企業のマーケティングの弱さがわかる気がする。これから起業する人や新たなビジネスをやる人に対して必ず参考になるだろうことが書かれている。ターゲットを明確にしなければならない大切さやマーケティングの知識のみでは役に立たないなど非常に勉強になった。

2010/03/16

[Ko]

学者さんが机の前で考えたことを書いた本という感じがした。 実践してみて、苦しみ吐きそうになった感覚というか熱量が伝わって来なかったので響かなかった。

2020/07/24