内容説明
パソコンを使えれば、手軽にビジュアルなプレゼン資料をつくることができる。一方、世の中には「何が言いたいの?」「情報の詰め込みすぎでは?」「図にする必要がないのでは?」と首を傾げたくなるプレゼン資料が数多い。パソコンを使えば誰でもプレゼン資料らしきものはつくれるが、機能する資料をつくるのはむずかしい。そこで、「機能するプレゼン資料」の作成方法、つまり「図解の技術」を米国マッキンゼー・アンド・カンパニーのビジュアル・コミュニケーション・ディレクターが解説。
目次
Introduction チャートで語る(プレゼンは図表を活用するとわかりにくい?;出世頭フランクが行なった難解なプレゼン ほか)
1 チャートを選ぶ(5つの基本形と3つの作成ステップを押さえる;あなたのメッセージを決める ほか)
2 チャートを使う(チャートを使う前に気をつけること;コンポーネント比較法を使う ほか)
3 コンセプトとメタファーを使う(イメージを伝えるためのツールを紹介;メッセージにふさわしい絵柄を見つける ほか)
4 チャートをスクリーンで見せる(パソコンの登場で便利になった;一番遠くにいる人にも読めるチャートとは ほか)
著者等紹介
ゼラズニー,ジーン[ゼラズニー,ジーン][Zelazny,Gene]
マッキンゼー・アンド・カンパニーのビジュアル・コミュニケーション・ディレクター。1961年入社以来、ビジュアル・プレゼンテーション、報告文書などのデザインに関してコンサルティングスタッフにクリエイティブなアドバイスや支援を提供してきた。コミュニケーション戦略や、ストーリーラインの構成、データやコンセプトの解釈もその守備範囲である。またチャートやダイヤグラムに関しては、最適なビジュアルタイプの提案や、ストーリーボードのデザイン、プレゼンテーションのリハーサル訓練も指導し、全社的なコミュニケーションプログラムの企画や指導も行なってきた。会社を代表してビジネススクール等で行なう定期的なセミナーでは、ビジネス・プレゼンテーションの最大限の利用方法を紹介している。アメリカ合衆国では、シカゴ、コロンビア、カーネル、ダーデン、ハーバード、ハース、ケロッグ、ミシガン、スローン、スタンフォード、タック、UCLA、ウォートン、ワシントンなど、ヨーロッパでは、INSEAD、ロンドンビジネススクール、オックスフォードなどで講義をしている
数江良一[カズエリョウイチ]
1971年早稲田大学商学部卒業。日産自動車に入社。ノースウエスタン大ケロッグ校でMBA取得後、ルイ・ヴィトン・ジャパン、バカラパシフィックを経て、タイメックスの在日代表に就任。1997年にマーケティング・スコープ社を創業、上場企業向けにマーケティングや戦略のコーチングを行なう一方で、ビジネスパーソン向けに夜間の経営塾BLTC(ビジネストレーニングキャンプ)を主宰
菅野誠二[カンノセイジ]
早稲田大学法学部卒業。IMD経営学大学院MBA。ネスレ日本にて営業、ブランドマネジャー、マッキンゼーにて数々の大手企業へのコンサルタント、ブエナビスタ(ディズニーのビデオ部門)にてマーケティングディレクターを務める。現在、ボナ・ヴィータ社を設立しベンチャー数社を支援する傍ら、コンサルティングとアクションラーニングを通じた企業変革に携わっている
大崎朋子[オオサキトモコ]
フリーランスの翻訳家。英和、和英、仏和。英語講師。1951年、東京生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒業。翻訳事務所オフィースジャンヌ代表。企業文書一般、契約書、プレゼン資料、マーケティングケースから、ガイドブック、劇場パンフレット、レストランメニュー、絵本まで幅広く翻訳活動を行なっている
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感想・レビュー
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