内容説明
人には想像力や直感という能力が備わっている。この能力をよく工夫された質問で刺激することで、インタビュー対象者自身もそれまで意識していなかった直感的・感情的な側面が聞き出せる。真に実りあるインタビュー調査とは、インタビュアーのみならずインタビュー対象者にも“気づき”があるのだ。この“気づき”こそが、ビジネス、特に、商品開発やマーケティングなどではヒントになることが多い。本書ではそうしたヒントを引き出すためのインタビュー・スキルを解説している。
目次
第1章 マーケティング・インタビューでわかること
第2章 言語以外の情報を読み取る
第3章 インタビュアーが守るべき3つの原則
第4章 インタビュー対象を選ぶ
第5章 「聞き出す」ための視点と枠組み
第6章 安心して話してもらうために
第7章 語りにくいイメージを探る技法
著者等紹介
上野啓子[ウエノケイコ]
既存製品の改善や新製品開発、コミュニケーション戦略立案のための定性調査を主としたマーケティング・リサーチを行なう。フォーカス・グループ・インタビューやデプス・インタビューで、年間約1000人の10代から70代の消費者に接し、企業の課題に取り組んでいる。主なクライアントは国内外のメーカー、市場調査会社、広告代理店など。企業研修として「インタビュー・スキルを鍛えるワークショップ」等も行なっている。慶応義塾大学文学部卒業(社会学専攻)、同大学院社会学研究科修士課程修了、社会学修士取得。その後、外資系市場調査会社、マーケティング・エージェンシー勤務を経て1989年独立。インタービスタ代表
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