内容説明
本書は、NPSがその基本理念や基本思想にもとづいて、「どのように考え、いかにものづくりに対処するか」を実践的に明らかにすることを目的として書かれたものである。読者は本書を通じて、「徹底的にムダを排除したものづくり」の極意を得ることができる。
目次
序章 NPSとは何か?―「差異化」の発想がものづくりを変える
第1章 徹底的にムダを排除せよ!―「後工程引き」の強みを生かす
第2章 ものづくりの命は「流れ」にあり―リードタイム短縮化が成否を決める
第3章 品質管理に見るNPSの知恵―つくりながら管理する
第4章 在庫と原価はここまで減らせる!―「小回り」の効く管理手法
第5章 NPSにめぐり会えてよかった!―ゼブラ、ニッカ、伊藤ハムの経営革新
第6章 フレキシブルな経営をめざして―NPS式効率生産の極意
第7章 「売ってからつくる」の共意
第8章 NPS手法の実践―オイレス工業、すかいらーく、岩塚製菓の取組み事例
第9章 新時代にこそNPSは生きる―木下幹弥氏、山下正孝氏に聞く
著者等紹介
篠原勲[シノハライサオ]
1942年東京都生まれ。明治大学政治経済学部経済学科卒業。1965年に東洋経済新報社に入社し、編集局産業部記者として建設、住宅・不動産、機械、電機、繊維、医薬品、食品、自動車などの各業種を担当。『株式ウイークリー』編集長、『会社四季報』編集長、『オール投資』編集長、編集局局次長兼論説委員、取締役営業局長、取締役広告局長、出版局編集委員を経る。現在は鳥取環境大学教授、(株)タウ取締役、AMBSインターナショナル企業組合理事長、鳥取政策研究所理事、特定非営利活動法人OSI研究会理事
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