出版社内容情報
やるかやめるか、どちらが得か? 本当に大事なものが見えているか? 失敗を回避し、より良い判断を促す戦略立案と実行の発想法。意思決定、データ分析、後悔……
戦略的とは、機会損失を考えることだ!
本当に重要なことは、目に見えないことが多い。特に、「何かをやること」のコストとリターンはよく見えるが、それによって見えなくなること、つまり、「やらなかったこと」や「できなくなったこと」がより重要であったりする。これが機会損失である。機会損失を考えるとは、意思決定の基準、価値観を考えることにほかならない。自分、自社がどの目的を、どの時間軸で達成したいのか、そのためには限られた資源をどう配分したらよいのか。本書では、仮説思考やデータ分析など、流行りの手法や、企業によくある習性などを批判しながら、見えないコストとそこを見直すことでチャンスが生まれてくることを、多くの事例を挙げながら多面的に論じていく。そして、企業経営だけでなく、個人にとっても機会損失の概念を持つことで、より戦略的な意思決定と行動ができることを説き明かす。
第1部 意思決定にかかわる機会損失
第1章 戦略と機会損失
第2部 意思決定プロセスにかかわる機会損失
第2章 計画と機会損失
第3章 データ分析と機会損失
第4章 コンセンサスと機会損失
第3部 後悔と機会損失
第5章 「機会損失を避けたい」という機会損失
第6章 「将来の選択肢を増やす」機会損失
第7章 心配と後悔と機会損失
第8章 「適材適所」と機会損失
第4部 機会損失を最小化するために
第9章 優先順位と機会損失
第10章 機会損失にどう取り組むか(1)
第11章 機会損失にどう取り組むか(2)
第12章 機会損失にどう取り組むか(3)
清水 勝彦[シミズ カツヒコ]
著・文・その他
感想・レビュー
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Q
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