お金より名誉のモチベーション論―“承認欲求”を刺激して人を動かす

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お金より名誉のモチベーション論―“承認欲求”を刺激して人を動かす

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492532256
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C3034

出版社内容情報

日本人は「お金のため」という金銭的欲求よりも「認められたい!」という承認欲求が強いことを実証。職場などで口には出しにくいこの欲求を刺激し、巨大なパワーを引き出す方法を提示する。

内容説明

職場で尊敬され認めてもらうことを何よりも熱望していながら、口には出しにくい日本人の心理を赤裸々に解明。そうした「隠れた承認欲求」をたくみに顕在化して、巨大なパワーを引き出す、新たなインセンティブ手法を満載した待望の書。

目次

第1章 手当がつかないと、かえって残業するのはなぜか?
第2章 先輩が後輩に仕事を教えなくなったほんとうの理由は?
第3章 刑事ドラマの主人公はなぜヒラばかりなのか?
第4章 「褒めれば育つ」はほんとう?
第5章 喫煙ルームだと話がまとまるのはなぜか?
第6章 隠れた承認欲求で動機づける方法

著者等紹介

太田肇[オオタハジメ]
同志社大学政策学部教授。1954年生まれ。神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。京都大学経済学博士。国家公務員、地方公務員を経験ののち、三重大学人文学部助教授、滋賀大学経済学部教授などを経て2004年より同志社大学政策学部教授。日本労務学会常任理事。専門は組織論、人事管理論。とくに個人を生かす組織や社会について研究。経営者、サラリーマンなどを相手に講演やセミナーを精力的にこなし、マスコミでも広く発言している。著書に、『仕事人と組織』(有斐閣、経営科学文献賞)、『ベンチャー企業の「仕事」』(中公新書、中小企業研究奨励賞本賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

39
お金より名誉のモチベーション論<承認欲求>を刺激して人を動かす。太田肇先生の著書。人間は誰しも承認欲求や自己顕示欲求を持つ。もちろん承認欲求や自己顕示欲求の強弱には個人差があるけれど、誰しもが持つ自然な欲求。それを利用すれば、お金よりもずっと有効なモチベーションになる。その一方で最近は名誉はいらないからお金が欲しいという原理原則を徹底するような悪く言うとお金の亡者のような人も多い気がします。そういう人を見ていると、人間の承認欲求や自己顕示欲求も時代とともに変化していくものなのかもと考えさせられます。2018/11/29

あとも

3
「承認」にフォーカスしたモチベーション向上策のお話。日本人の特性を鑑み、正の承認、負の承認という切り口で個々人のモチベーションを分析している。これまで読んだモチベーション論はマズローの欲求階層説の最上位である「自己実現の要求」の実現が効果的、との節が多いが、この本ではその一歩手前の「承認の要求」の実現の効果を語っているところが、特徴的。2015/10/08

yk

2
さらっと。最初のほうはタイトルのとおりお金よりも承認を求めるとか書いてて、正直それはある程度お金をもらっている人の感覚ですよと思ってた。が、途中とか読んでるとちゃんと年齢、給与のギャップについて書かれていて、なんだなんだと思っていると、最後のほうまできてやっと、あ~この本は日本の変な風習について書いた本なんだと思った。2016/12/03

saku_taka

1
承認欲求に着目し,「お金のため“だけ”に働く」わけではないことを解説している。賃金でモチベーションが簡単にコントロールできるというのは勘違い。2011/11/28

じゅんや

1
大なり小なり人は認められたいと思っている。認めるにはどうしたら良いのか?それは相手をほめることだ筆者は言う。ただ、この本が他の本と違うところは、いつでもどんな時でもほめることが良いことは限らないと言っていること。特に日本においては、ほめる場合には気をつける必要がある。そうしないと、間違った方向に認めてしまうことにつながる。 ☆×4.52010/11/08

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