内容説明
企業情報漏えいの8割は内部の人間が関わっている!情報資産を守るにはいかなる仕組みを作るべきか、漏えいが起きてしまった時どうすべきか―最新対策を明らかにする。
目次
第1章 無線があぶない!
第2章 顧客情報が高く売れる時代
第3章 情報システムから大量に漏れている
第4章 ローテクで盗まれるハイテク技術
第5章 腰を上げ始めた経済産業省
第6章 情報資産をどう守るか
第7章 秘密保持契約を結ぶ
第8章 アクセス管理を強化する
第9章 情報漏えいの危機が起きたとき
第10章 予兆管理を社会の隅々に
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GASHOW
7
日本が国際競争に勝てない理由の一つに情報保護の脇が甘いことがある。キーマンの個人情報保護がされてないので、ハニートラップだけでなく、盗聴も懐柔も引き抜きも脅迫もやられ放題だ。狙われたら最期という事で、いままでの一流企業がどんどん飲み込まれてゆく。そのうらには、情報工作が必ずあるのは、言うまでもない。2016/06/03
おのちん
2
たまたま図書館で手にした一冊。15年前の発行であったため、昔ってどうだったっけ?と思い読んでみた。現在にも通用する内容があったが、やっぱりこういう類の本は、古いものを使うのはリスクがあるなと感じた。2020/02/24