出版社内容情報
京セラ発展の原動力となったアメーバ経営を代表的手法とする、ミニ・プロフィットセンターの本格的研究。メカニズムや導入のプロセス、効果を明らかにする。
内容説明
本書は、京セラを事例とした詳細な分析から、アメーバ経営の人材育成、組織、管理会計、経営哲学がどのように関連しているかをモデル化したものである。また、アメーバ経営の導入企業3社の事例から、アメーバ経営の導入プロセスと導入効果の検証も行っている。さらに、アメーバ経営を代表的手法とするミニ・プロフィットセンター(MPC)理論の構築に向けての分析がなされている。研究者のみならず、アメーバ経営に関心のあるビジネスマンにも多くの示唆を与える1冊である。
目次
序章 京セラの発展とアメーバ経営
第1章 アメーバ経営の先行研究
第2章 関連領域の先行研究
第3章 調査方法の概要
第4章 京セラでの調査:アメーバ経営のメカニズムの理解
第5章 アメーバ経営導入企業でのパイロット調査:システックとディスコ
第6章 アメーバ経営導入企業での体系的調査:広島アルミニウム工業
終章 MPC理論の構築に向けて
著者等紹介
三矢裕[ミヤヒロシ]
神戸大学経営学研究科助教授。2001年神戸大学経営学研究科博士課程修了。博士(経営学)。川崎製鉄株式会社、学習院大学での勤務を経て、2003年4月より現職
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