出版社内容情報
30年にわたる経営コンサルタントの経験を通じて、日本の企業経営の特徴を、成熟度すなわち「社格」の視点から分析し、新たな企業モデル構築の条件と課題を提示。
内容説明
本書は、企業の成熟水準の向上過程の研究である。人に人格という「格」があるごとく、企業にも「格」があるはずである。人間は生まれ、成長し、成熟していくが、それにたとえて、企業の成長・成熟はどうあるべきかを探求した。著者の多年にわたる企業コンサルタントとしての経験から、新たな「社格」という視点で、成長を超えた成熟企業のあるべき姿を描き出したものである。
目次
第1部 製造業の新しい企業政策
第2部 生産性向上の余地を残す日本企業
第3部 社格貢献の生産性向上
第4部 社格貢献の収益性向上
第5部 豊かさ先進国へのフレームワーク
第6部 社格高位企業のスケルトン
第7部 企業成熟過程のヒエラルキー
著者等紹介
坂本重泰[サカモトシゲヤス]
1939年大阪市生まれ。同志社大学大学院博士課程修了。博士・政策科学。技術士・経営工学。FELLOW,World Academy of Productivity Science。プロダクティビティ・パートナー・代表取締役。三菱電機でのIE担当、JMAコンサルティング・取締役、MAYNARD MEC AB.(Sweden)・取締役を経て、現在国内、スウェーデン、ドイツ、ノルウェー、フィンランド、イタリア、イギリス、韓国、アメリカなどで活動。IMDの国際MTMインストラクターを我国で唯一授与される。IMDおよびEFPSのテクニカル・コーディネーター。EFPSのProductivity Management & Work Measurement部会のチェアマン、Administration and Services Productivity部会のチェアマンをつとめる
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